ビットコイン80万円を維持
週末の仮想通貨市場は、ビットコインだけでなく、アルト市場も堅調な推移を維持。週明け27日もビットコインは前日比プラスの価格で取引を開始した。
CME(米シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の窓(ギャップ)は、「+55ドル幅」。週明けにかけて、底堅さを示した市場も、大きな変動は見られていないことを示している。
市場こそ大きな変動は見られなかったが、憶測が飛び交う週末となった。
海外の仮想通貨業界で注目されたのが、金正恩党委員長に関わる報道とビットコイン市場への影響だ。
朝鮮労働党の金正恩党委員長について、「重体説」や「死亡説」が報じられるなど情報は錯綜する一方で、約2週間以上、公の場での活動が感知されないことや、北朝鮮メディアからの報道もなく、真相は明らかになっていない。
仮想通貨市場へ影響が及ぶとの憶測が話題になったのは、英語圏と中国語圏。ハッキングや取引所運営などで、仮想通貨に関わりの深いとされる北朝鮮の動向が、国内統制の乱れから、ビットコインの売却を行う可能性を懸念する見方や、大口送金と関係性を指摘する内容も見られた。
英語圏で、北朝鮮と仮想通貨市場の売り圧力の議論の発端となった投稿の一つに、著名投資アカウント「Russian Market」の投稿がある。金正恩党委員長の死亡が明らかになった場合、ビットコインの売り浴びせが起こり得ると警告した。(投稿には関係性に疑問符を投げかけるコメントが相次いだ)
North Korea news hits Bitcoin wires: we should see a sudden sellout if Kim‘s death report gets officially confirmed. pic.twitter.com/2q59BPQGqM
— Russian Market (@russian_market) April 25, 2020
速報形式の投稿が多い中国語圏でも、金正恩党委員長に関連した大口送金がコインベースへ送られたとされる内容が、メディアなどから報じられた。のちに、ブロックチェーン情報でBTC送金履歴を確認すると、同額の送金履歴はなく、フェイクニュースが広がった可能性が浮上している。
Woke up, saw everyone is talking about this . Literally everywhere , weibo,WeChat groups, all crypto medias @zackvoell pic.twitter.com/gltiIIsEXX
— molly (@molllliy) April 26, 2020
DASHがブロック減期
Dashのブロック報酬の削減が間も無く行われる。
日本時間4月28日(火)午前1時30分頃になる見込み、ブロック報酬は現在の約1.55DASHから約1.44DASHに減額される予定だ。
また、ビットコイン半減期まで、ブロック生成遅延の関係から多少遅れが生じているが、ビットコインも15日後の5月12日前後に半減期を迎える予定だ。
SBI VC Trade (SBI VCトレード)がツイッターで後悔する仮想通貨の価格予想レンジデータは以下の通り。
SBIリクイディティ・マーケット提供の本日の暗号資産予想レンジです。 pic.twitter.com/GyykX0jCDf
— SBI VC Trade (SBI VCトレード) (@sbivc_official) April 26, 2020
24時間後の24日7時時点
BTC:約60%の確率で収まる予想レンジは「803,269〜839,422円」、約90%の確率で収まるレンジは「785,193〜857,498円」
ETH:約60%の確率で収まる予想レンジは「20,529〜21,758円」、約90%の確率で収まるレンジは「19,915〜22,373円」
XRP:約60%の確率で収まる予想レンジは「20.624〜21.628円」、約90%の確率で収まるレンジは「20.122〜22.130円」