コインチェックブログで市場考察
国内大手仮想通貨取引所コインチェック専門役員の大塚雄介氏は9日、新型コロナ感染拡大の影響を踏まえ、ビットコイン、金、株式市場の相関について考察した記事を公開した。
新型コロナウイルスが欧米圏にも急拡大し、WHOがパンデミック(世界的流行)を宣言した今年3月、日・米の株式市場は、約10年前のリーマン・ショック以来の大荒れ模様となった。安全資産であるはずの金やデジタルゴールドの呼び名もあるビットコインも、現金化需要の煽りを受け暴落を見せたが、その後は経済市場の景気回復期待を背景にして回復基調にある。
そのような状況にある中、大塚氏は各市場の回復速度の違いに注目。チャートや相関図を示しながら「ビットコインは第二の金になるのか?コロナウイルスによる影響を考察」のテーマで記事を投稿している。
ビットコインは金や株式市場に先んじて回復に転じており、ビットコインが金や株式とは異なる資産として見られ始めていると指摘する。
Google Trendsによる調査で、底値を付けた3月13日のビットコインに関する「buy bitcoin」などの検索ボリューム急増していたことに言及。米国の経済刺激策として国民に1200ドルが支給された点も好影響を与えたとの見解を示した。
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5月には、3度目のビットコイン半減期を迎え、これがビットコインの上昇を後押したと指摘。過去の半減期におけるビットコインチャートのデータと比較した上、「ビットコイン市場がどう動いていくのか、今後の動きに注目しておくと良い」と言葉を結んだ。
コインチェックは8日、ブロックチェーンの活用も視野に「バーチャル株主総会」の支援事業を検討していることを発表している。
参考:CoinCheck
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