仮想通貨決済、オーストリアで2500店舗導入へ ビットコインやイーサリアム、XRP、ステラなどに対応

最大のモバイル運営企業が協力

フランスなどに続き、オーストリアでも仮想通貨の普及の波が始まろうとしている。

この夏から、オーストリアの2500以上の店舗で、仮想通貨(暗号資産)を利用し決済できるようになることがわかった。仮想通貨関連企業Salamantexが、同国最大の移動体通信事業者「A1」のA1 Paymentシステムを導入、大規模な仮想通貨決済の導入に動いた。

A1 Paymentを利用する店舗側は、現金やクレジットカードの代わりに、ビットコイン(BTC)、イーサ(ETH)、ダッシュ(DASH)、ライトコイン(LTC)、XRP、ステラ(XLM)など複数の銘柄を支払い手段として受け付けることが可能になる。

A1は2019年、7店舗に限定して仮想通貨の支払いを開始したが、需要の拡大に応じる形で2500以上の店舗に拡大する。

新型コロナの感染拡大などの影響で、キャッシュレスがより進むオーストリアでは、仮想通貨決済にも一定の需要が出てきているという。SalamantexのCOOを務めるMarkus Pejacsevichは、キャッシュレス社会とデジタル資産普及のシナジー効果を以下のように語った。

我が社の目指す目標は、消費者が長年クレジットカードを使っているように、レジで仮想通貨を簡単に使えるようにすることだ。

そしてA1も同様に、この次世代決済システムを見込み、より多くの消費者が利用できるようにサービスの拡大を目指している。

オーストリアの近隣国フランスやスイスでも仮想通貨の決済サービスが拡大しており、特にフランスでは、年内に30社以上の小売業が、25,000以上の店舗でビットコインの支払いサービスを開始する予定をしている。

参考:Salamantex


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します