はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ディスカバリーチャンネル、仮想通貨のドキュメンタリーを放送開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ディスカバリーで仮想通貨の番組開始

アメリカの人気ケーブル・衛星テレビ局、ディスカバリーチャンネルが7月4日に仮想通貨に関するドキュメンタリーを放送開始した。

番組タイトルは「Open Source Money(オープンソースマネー)」で、制作費用100万ドル(約1億円)を完全に仮想通貨で資金調達している。

8月1日まで毎週一回、計5つのエピソードが公開される予定だ。

仮想通貨・ブロックチェーンのグローバルな進展について紹介し、特にディズニーが開発したとして話題になった「Dragonchain(ドラゴンチェーン)」に焦点を当てている。

仮想通貨ドラゴンチェーン(DRGN)はイーサリアムのERC20トークンを使用、C言語、Java、Pythonなど一般的な言語でスマートコントラクトを開発することが可能だ。

尚、ドラゴンチェーン財団は現在すでにディズニーから離れた独自組織としてプロジェクトを進めている。

「オープンソースマネー」の大きなテーマの一つは、米国の仮想通貨やブロックチェーンに関する規制のあり方である。

ドラゴンチェーンのICOや米国証券取引委員会(SEC)とのやり取りを映し出す中で、米国の複雑な規制によって、革新的な技術の進展が妨げられていることも問題として浮かび上がらせた。

各エピソードには業界の著名人も出演。Eコマースでビットコイン決済を進めたパトリック・バーン、仮想通貨億万長者ブロック・ピアス、ジョールーツなどが登場する。またディズニーや、フェイスブックなどがブロックチェーンに関して果たし得る役割にも触れる。

ディスカバリーは巨大メディアであり、米国に8100万人、カナダに600万人の視聴者を有する。また2019年のデータによると、ディスカバリーネットワークには世界中で4億5000万人を超える視聴者がいる。

今回のドキュメンタリー放送は、国際的に仮想通貨の認知度上昇に寄与しそうだ。

仮想通貨ドラゴンチェーンを視聴者プレゼント

番組では視聴者に、仮想通貨ドラゴンチェーンをプレゼントするキャンペーンも実施している。

応募するには、まず今週の質問をYouTubeのドラゴンチェーンチャンネルか、ポッドキャストで確認する。その次に「オープンソースマネー」本編を視聴して答えを探し、インターネット上のフォームから送信するかたちだ。

ウィークリープライズとして2014DRGN、グランドプライズとして50万DRGNが用意されており、毎週「オープンソースマネー」の放送後に、ウィークリープライズの受賞者が発表されるという。

18歳以上で、居住国の法律規制に準拠し、米国財務省国外資産管理局の連結制裁リストに記載されている国に居住してはならないという以外に参加制限はなく、米国外からでも応募できるとみられる。

サトシナカモトが主人公のブラックコメディーも

最近、ビットコインを扱う映画として話題になったものには「Decrypted」がある。英国の会社が製作中のブラックコメディーで、ビットコイン発案者であるサトシナカモトが政府にビットコインの破壊を要求されるというあらすじだ。

関連:政府が仮想通貨の破壊をサトシナカモトに要求──ビットコイン題材の映画誕生へ

この映画も、資金調達は仮想通貨によって行われた。

さらに、仮想通貨を使用した動画プラットフォームである、Livetree、Breaker、Movieschain、Cinezenなどで放映することも予定、2020年末を公開目標としている。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:55
Bitcoin Core、史上初の公開セキュリティ監査をクリア 「重大な脆弱性なし」
ビットコインの基盤ソフトウェアBitcoin Coreが16年の歴史で初となる第三者セキュリティ監査を完了した。Quarkslabによる4ヶ月間の徹底調査で致命的な脆弱性は発見されず、300兆円規模のネットワークの安全性が裏付けられた。
13:30
金融安定理事会、ステーブルコイン監視強化を表明 G20サミット前に警告
金融安定理事会(FSB)のベイリー議長がG20首脳会議を前にステーブルコイン規制強化を表明。市場規模3000億ドル突破を受け、ECBも警戒。2026年作業計画で国際協力推進。
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
09:45
著名投資家レイ・ダリオ、総資産の1%をビットコインで保有 量子リスクを懸念
著名投資家レイ・ダリオ氏が総資産の1%を仮想通貨ビットコインで保有していると表明した。量子コンピューターのリスクや金と比較した価値保存手段としての課題を解説している。
08:50
ビットコイン売り圧力は中期保有者が主因、長期大口は保有継続=VanEckレポート
バンエックが19日に公表したレポートで、ビットコインの売り圧力が長期大口投資家ではなく保有期間3〜5年の中期保有者に集中していると分析した。5年以上保有のビットコインは増加傾向を続けている。
08:25
メタプラネット、ビットコイン戦略のための新たな増資を発表
メタプラネットは、B種永久優先株式の発行を開示。調達した資金は主に仮想通貨ビットコインの財務戦略を推進するために使用すると説明した。
08:00
HashPort Wallet、1inchのスワップ技術を統合
HashPort Walletが1inchのスワップ技術を統合。ブリッジ不要でクロスチェーンスワップが可能に。JPYCを含む暗号資産を複数のブロックチェーン間で効率的に取引できる環境が整った。
07:55
21シェアーズ、ドージコイン2倍レバレッジETFをナスダック上場
仮想通貨ETF大手の21シェアーズが20日、ドージコインに2倍のレバレッジをかけた新ETF「TXXD」をナスダックに上場した。ドージコイン財団の公式組織との独占パートナーシップに基づく商品となる。
07:30
ストラテジー社に指数除外リスクか、最大1.3兆円流出の可能性=JPモルガン警告
マイケル・セイラー氏のストラテジー社が主要株価指数から除外される可能性が浮上し、最大88億ドルの資金流出が懸念されている。JPモルガンが警告を発表し、2026年1月15日にMSCIが最終判断を下す予定だ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧