TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

政府が仮想通貨の破壊をサトシナカモトに要求──ビットコイン題材の映画誕生へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

サトシナカモトが登場するコメディ映画制作中

ビットコインの登場する映画が、また一つ誕生しそうだ。映画タイトルは「Decrypted」、英国の制作会社が撮影を進めるブラックコメディーで、ビットコイン発案者として知られる「サトシナカモト」が主な登場人物の一人である。

「サトシナカモト」役を務めるのは、日系人で米国出身の俳優Akie Kotabeで、ビットコイン発明者を演じる。

あらすじは、サトシナカモトがアメリカ国家安全保障局(NSA)に誘拐され、政府が仮想通貨を破壊するのに協力するよう強制されるというもの。国家が仮想通貨を脅威とみなし、解体しようとしているという世界の物語だ。

政治的な要素を含んだ「とんでもなく挑発的なブラックコメディ」であり、リベラル、フェミニスト、性差別主義者、人種差別主義者、同性愛嫌悪者など、様々なイデオロギーや偏見を持った者達が尋問され、それぞれの真実を告白しあうと結果的に団結することになる様子をコミカルに描く。

プロデューサーと脚本家は仮想通貨支持者であり、資金調達も仮想通貨を使用して行われているという。プロデューサーのPhil Harrisは次のように述べた。

本作を映画業界の仮想通貨革命の一部にしたかった。まずはクリプトを使用した動画プラットフォームで公開する予定だ。

仮想通貨を使用した動画プラットフォームとしては、Livetree、Breaker、Movieschain、Cinezenなどが候補に挙がっているという。

ただ最終的には映画の権利をNetflixやAmazonプライムなどの主要なプラットフォームに販売することを目指している。

映画の公開目標は2020年末となる。現在、新型コロナ危機により撮影は中断しているものの、約7割はすでに撮影済で、編集作業を進めているとのことだ。

様々なイメージで登場するビットコイン

近年、ビットコインを始めとする仮想通貨が映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの題材として取り上げられることも増えた。

仮想通貨は正負両面から取り上げられており、例えば2019年に北米で公開された「クリプト」は、ビットコインをテーマとしたハリウッド初の映画で、BTCによる資金洗浄にまつわる犯罪アクション映画を公開した。

ハリウッド初のビットコイン映画、米国の一部劇場で公開開始
ビットコインや仮想通貨を中心とした初のハリウッド映画として注目を集めていた「クリプト(Crypto)」が先週金曜日にニューヨークなど一部の劇場で公開を開始した。

一方、Amazonプライムのドキュメンタリー「バンキング・イン・アフリカ:ビットコイン革命」は、インフラ不足、高額な送金手数料や貧困などアフリカ南部で存在する課題に対して、人々が仮想通貨を用いて乗り越えようとしている様子を描く物語を映画で伝える。

アフリカの「ビットコイン革命」を描くドキュメンタリー Amazonプライムで公開へ
Amazonプライムで、アフリカの「ビットコイン革命」を描くドキュメンタリーが公開へ。インフラストラクチャーの不足、うまく管理されない経済、高額の送金手数料、貧困などアフリカ南部で広く存在している課題について、人々が仮想通貨を用いてどのように乗り越えようとしているかを描く。

また、中立的な交換手段として登場することも増えている。今年2月には、著名アニメ「ザ・シンプソンズ」シーズン31でブロックチェーンが仮想通貨を支えている方法が紹介された。

2018年に配信開始されたSFテレビドラマ「オルタード・カーボン」シーズン2では、仮想通貨は一般的な価値交換手段として登場。ビットコイン、ライトコイン、イーサリアムその他のロゴが画面に映る場面があった。

こうしてエンタメ業界で取り上げられることで、さらに社会における仮想通貨に対する認識は広がっている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。
11/20 水曜日
17:03
韓国の仮想通貨課税、2025年1月から導入見込み
韓国政府が2025年初頭から実施予定の仮想通貨課税について解説。免税限度額を250万ウォンから5000万ウォンへ大幅引き上げで、年間利益560万円未満は非課税に。取得価格不明時の代替計算方法導入など、投資家に配慮した新制度の詳細を紹介。11月下旬の法案可決を目指す。
14:00
BONK急騰、アップビットでウォンペア提供開始
韓国最大の仮想通貨取引所Upbitは20日にソラナ基盤の犬系ミームコイン「BONK」の新規上場を実施し、韓国ウォンの通貨ペアを新たに提供し始めた。
13:57
Ledger Stax・Flex完全ガイド|仮想通貨の高性能ハードウェアウォレットを徹底比較
10周年を迎えたLedgerの次世代ハードウェアウォレット「Stax」と「Flex」を詳しく解説。大画面タッチパネル搭載の最新モデルの特徴から、定番のNanoシリーズとの違いまで完全網羅。セキュリティと使いやすさを兼ね備えたウォレットの全貌を紹介しています。
13:20
マイクロストラテジー会長、マイクロソフト株主総会でビットコイン投資を提案へ
米マイクロストラテジー社のマイケル・セイラー会長が、マイクロソフト株主総会で3分間のビットコイン投資プレゼンを実施すると発表。ビットコイン投資は株主にとっても、株価を左右する重要な議題であり、総会で議論されるべきだと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧