価格以外でも盛り上がり
9日にかけて急騰を見せた仮想通貨(暗号資産)XRP。盛り上がりを見せていたのは価格だけではなかったようだ。
仮想通貨分析サイトのBitInfoChartsによれば、9日の「XRP」というキーワードが含まれたツイートは、29,143ツイート数を記録した。この水準は2018年以降のデータ集計期間において、一日で過去最高の記録とみられる。
また、この数字は「Bitcoin」や「Ethereum」についての同日のツイート量をもそれぞれ上回っており、XRPに関連するツイート数がこの3者の中でトップになるのも確認できる限り初となるという。
ツイート数急増の背景
時価総額の中小規模なアルトコイン銘柄(スモール〜ミドルキャップ)が活発に取引される中、XRPは6日〜9日の間高騰し、約一か月ぶりに対米ドル価格が0.21ドルまで上昇。その後、価格は一部戻り現在は0.2ドル以下で取引されている。(執筆時)
ツイート数が急増した背景として、価格の上昇に伴ったいわゆる「XRP Army」とも呼ばれる投資家やファンの単純な増加や、米リップル社のインタビューには同社の提携先の一つであるサンタンデール銀行の送金アプリ「One Pay FX」のCTOが出演し、当初6カ国においてサービスを開始して以来、同アプリの利用可能な地域が全てのユーロ圏にまで拡大したと語ったこともコミュニティの活性化の要因と見られる。