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5周年のイーサリアムネットワーク、過去最大の活性化へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアムトランザクション手数料が増加

5周年を迎えたイーサリアムネットワークの活性化と手数料の高騰を受け、累計トランザクション手数料が増加している。

イーサリアムの手数料推移は、平均手数料で1.6ドル、スマートコントラクトなどを含む取引は一時10ドルほどにまで高騰。期間ごとの累計手数料では、ネットワーク出来高の増加も影響し、2017年を大きく上回る数値に達した。

DeFi分野の需要増加と利用ユーザーも増加しており、ネットワーク活動が活性化を示している。7月の上昇トレンドもネットワーク活性化を支える背景にある。

ユーザーは任意で安価な手数料を指定することもできるが、シームレスな決済が犠牲になる可能性がある。高い手数料を優先的に処理するマイナーは、手数料の高騰を受け、マイナー収益のうち手数料収入が20%を占めるまでに至っている。

ネットワーク取引量

これらのネットワーク活性化を裏付けるデータとして、5年間のイーサリアムネットワーク取引量の増加がある。総取引量は大台1兆ドル付近まで増加した。

以下のチャートが5年間のネットワーク取引量の増加推移で、5周年を迎えた7月30日に累計9,860億ドルに達した。特に2018年から増加傾向に転じており、2020年にかけて堅調に推移している。

DEXの伸びも顕著

ネットワークトランザクションの領域では、多くがイーサリアム上で構築されている分散型取引所(DEX)の取引量も7月に急増した。

7月は6月の15億ドルから174%高の43億ドルと過去最高値を記録。(イーサリアム関連以外のDEXも含む)

DEXの取引量増加の内訳では、Uniswapが41%、Curveが24%と大部分を占める。

DEXを含む分散型金融(DeFi)領域の台頭を受け、DeFiにロックされた仮想通貨の総額も40億ドルを突破している。

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