はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン下落から1週間──DeFi銘柄などのアルト買い優勢に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン下落から1週間

先週末のビットコイン急落から1週間、10日の仮想通貨市場は全面高に。DeFi銘柄を中心に高い買い戻し意欲が確認され、関連銘柄のイーサリアム(ETH)も前日比10%高の3万9千円まで市場価格が回復した。

DeFi関連の銘柄では、5位Chainlink(LINK)が10%高、24位Aave(LEND)が30%高、25位UMA(UMA)が7%高、26位yearn.finance(YFI)が29%高、34位Synthetix Network Token(SNX)が23%高と軒並み買いが優勢となった。(騰落率は前日比較、11時時点)

時価総額規模別マーケット推移(FTXインデックスを引用)でもDeFi関連銘柄と小規模キャップに属する銘柄が大幅反発。投機的な取引も再び活況な状況が見て取れる。

米国株式市場でもハイテク株が切り返し、主要指数が4日ぶりに急反発した。新型コロナの先行きに不透明性が残るなかで、(コロナの影響に)大きく左右されないハイテク株や仮想通貨は根強い値動きを続けている。

SushiSwapマイグレーション成功

DeFiセクターへの積極的な買い戻しは、先週末の市場急落の原因のひとつとなった「寿司騒動」の進展にあるとの見方も出ている。

関連「寿司(Sushi)」は小説より奇なり 華々しいデビューから一転、創設者が管理権をFTXのCEOに移譲

SushiSwapのガバナンストークン「SUSHI(寿司)」は先週の相場高値時(9月2日)、最大で12ドルまで高騰していたが、SushiSwapの創業者が相場下落の最中に所有する全てのSUSHIトークを売り抜けたことを受け、利益確定売りや精算プロセスなどを背景にとして、DeFiセクターの全面安を招いていた。

のち、SushiSwapをめぐる状況は急展開し、仮想通貨デリバティブ取引所FTXのCEOを務めるSam Bankman-Friedを筆頭に、SushiSwapプロジェクト管理権限の譲渡をはじめ、プロジェクトの資金を管理するマルチシググループへの投票や、Uniswapの流動性プールからの正式マイグレーション(移転)など、SushiSwapの本格的な再生事業が始まっている。

特に市場に好感された材料は、本日早朝に完了したマイグレーションだ。マイグレーションに伴い、SushiSwapは現時点で、Uniswapからすでに9億ドル以上のロック資産を引き取っている。

新生SushiSwapは開始してまだ1日も立っていないが、流動性プールの順調なマイグレーションおよびロック資産総額の安定的増加も、DeFiセクターからの信頼回復に繋がると見られる。

出典:DeBank

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/05 金曜日
14:30
チェーンリンク現物ETF、初日に64億円の流入で好調 ソラナETFからは最大流出
仮想通貨チェーンリンク現物ETFの取引初日に64億円が流入し好調な滑り出しとなった。一方ソラナ現物ETFからは過去最大の資金流出があった。
14:00
国際通貨基金(IMF)、ステーブルコインの規制断片化に警鐘 
国際通貨基金が今週、ステーブルコイン市場の評価報告書を公開し、各国の規制枠組みの断片化が金融安定性を脅かし監視を弱体化させ、国境を越えた決済の発展を遅らせていると警告した。
13:30
CZとピーター・シフが激論交わす、ビットコインvs金「どちらが真の価値保存手段か」
バイナンス創設者CZ氏と金支持派エコノミストのシフ氏が4日、ドバイでビットコイン対トークン化金の討論を実施。金塊の真贋確認場面が話題となり、検証可能性や価値保存機能をめぐり対照的な見解を示した。
12:00
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」、チケット販売開始
アジア最大級のWeb3カンファレンス「WebX2026」が2026年7月13日・14日にザ・プリンスパークタワー東京で開催。本日よりVIP Pass、Business Pass、Booth Passのチケット販売を開始。開幕セール価格は2月28日まで。
11:52
ビットコイン、政府系ファンドは8万ドル台で買い増し 日銀政策と円キャリートレードにも注目
ブラックロックのフィンクCEOは、複数の政府系ファンドがビットコインの大幅下落局面で買い増していたことを明らかにした。一方、CryptoQuant CEOは2022年のような大暴落は起きにくいと分析。市場は12月の日銀政策決定に注目、円キャリートレードの動向がビットコイン含むリスク資産に影響を与える可能性を考察する。
11:20
「ストラテジー社は株価指数から除外されてもBTCを売却しないだろう」Bitwise
Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、ストラテジー社は株価指数から除外されてもビットコインは売却しないだろうとの見方を示した。その根拠を説明している。
10:15
XRPレジャーの流通速度が年間最高値を記録 オンチェーン活動が急増=CryptoQuant分析
XRPレジャーの流通速度流通速度が12月2日に年間最高値0.0324を記録。大口保有者による2100億円規模の買い増しや取引所準備金の減少など、オンチェーン活動の活発化が確認された。CryptoQuant分析。
10:05
年末にかけての下落リスクを軽減する価格帯は? ビットコイン最新市場分析=Glassnode
Glassnodeが仮想通貨ビットコイン市場の最新週間レポートを発表。需要低迷と含み損拡大の中、年末の下落リスクを抑える価格帯などを分析している。
08:55
JPモルガンがストラテジーのビットコイン売却回避能力を評価、「マイナーの動きより重要」
JPモルガンのアナリストが、ストラテジーのビットコイン売却回避能力がBTC価格の短期見通しにおいてマイナー活動より重要だと分析した。
08:20
21シェアーズ、米国初のスイ(SUI)連動2倍レバレッジETFを上場
21シェアーズが米国証券取引委員会の承認を得て、スイ(SUI)の価格に連動する初のレバレッジETFをナスダックに上場した。日次リターンの2倍を提供する商品で、スイエコシステムに関連する初のETFとなる。
08:10
「政府系ファンドは相場下落時にBTCを買い増し」ブラックロックのCEO
ブラックロックのラリー・フィンクCEOは、複数の政府系ファンドが仮想通貨ビットコインを購入していると明かした。相場下落時に買い増ししている様子も伝えている。
07:25
ソラナとベース間ブリッジが稼働開始、チェーンリンクとコインベースが安全性確保
レイヤー2ベースチェーンがソラナとのブリッジをメインネットで正式稼働。チェーンリンクCCIPを採用し、両チェーン間でのトークン移動と取引が可能になった。
07:02
メタがメタバース予算を最大30%削減検討、VR・ホライゾン・ワールズが対象=報道
ザッカーバーグのメタ社がメタバース関連事業の予算を来年最大30%削減する検討を進めている。投資家から歓迎され株価が上昇した。
06:25
ロシアが仮想通貨マイニング収益の公式統計反映を検討、隠れた輸出として年間数千億円規模か
ロシア大統領府のオレシュキン副長官が仮想通貨マイニング収益を貿易収支に計上すべきだと提案した。マイニング収益は1日約10億ルーブルに達し、隠れた輸出として外国為替市場に影響を与えているという。
06:02
ソフトバンクなど出資のビットコイン企業「21キャピタル」、12月9日から「XXI」で取引開始
ビットコイン特化企業の21キャピタルとカンター・エクイティ・パートナーズの事業統合が株主承認を得た。ティッカーシンボル「XXI」として株式の取引を開始。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧