テザー社、約1000億円相当の仮想通貨USDTをチェーンスワップ予定

テザーが15日、10億のUSDT(約1057億円に相当)をトロンのブロックチェーンから、イーサリアムブロックチェーンに(チェーンスワップ)移転する予定だ。

発表によると、チェーンスワップでUSDTの流通数自体は変わらず、該当する数のUSDTの利用するブロックチェーンが変更される。10億ドルUSDTは全流通数の約7%にあたる量であることから、大口送金等の報告をきっかけとした取引には警戒したい。

チェーンスワップは通常、需要に応じて行われる。テザーのCTO Paolo ArdoinoはTheBlockに対して、「今回のチェーンスワップの実施は、一つの主要仮想通貨取引所のリクエストによるもので、テザー側が決めることではない」と説明した。ユーザーが利用するUSDT(ERC20やOmniなど)の頻度によって、調整されることになる。

先月も、トロンのブロックチェーンから、イーサリアムブロックチェーンに10億のUSDTが移転された。イーサリアム基盤のネットワークを中心とするDeFi(分散型金融)セクターでトランザクションが盛んに行われているため、最も利用されているステーブルコインのUSDTもユーザーのニーズに合わせ、同じネットワークで利用できるよう対策が講じられている。

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