「KSK HONDA コイン」
サッカー元日本代表の本田圭佑氏は21日、独自のファン向けトークン「KSK HONDA」コインの発行を発表した。プラットフォームとして、「Rally.io」というコンテンツクリエイター向けのトークン発行システムを使用するという。
本田氏がYoutubeで発表した内容によると、「KSK HONDA コイン」の保有ユーザーは、無料ボイスチャットアプリの「本田圭佑プライベートチャンネル」に参加でき、本人の活動がアップデートされるほか、チャット機能も設けられ、本田氏やユーザー同士におけるコミュニケーションが可能になるという。
また、コインを持つユーザーには、定期的な特典も実施していく計画だ。本田氏は、調達した資金を意義のあることに使うのを念頭に、コインのホルダー履歴開示することを説明した。
発行に関する詳細は、Rally.ioの公式サイトに掲載されている。
Excited to announce the launch of KSK Honda Coin from famed international soccer player @kskgroup2017. Check out his announcement and head now to https://t.co/r423a90KDL to learn more.
— rally_io (@rally_io) October 21, 2020
https://t.co/0z5IhBAtGn
デジタル通貨発行の目的
本田氏は現在、ブラジルのサッカークラブ「ボタフォゴ」に在籍している。20年〜21年のシーズンで、ボタフォゴは現在15位だ。
同氏は「KSK HONDA コイン」を発行する理由について、「これまでの活動に共感してくれている多くの人々との新たな繋がりが欲しかったから」と語り、過去にファンクラブを作らなかった理由は、システム上クローズドで海外のファンなどが参加するためのハードルが高かったことにあると指摘した。
また、Rally.ioを採用した理由について、「新しい技術を利用し、実験的な部分もあるため、どうなるかイメージできないところもあるが、よりオープンな形でファンと繋がりたい」と語り、期待感を寄せた。
参考:daily.co.jp