分散型金融プロトコルのエラーで仮想通貨が凍結=Percent Finance

エラーで大金が永久凍結に

DeFi(分散型金融)のCompoundのフォーク版プロトコル「Percent Finance」で、スマートコントラクトのエラーが発生し、利用者が預けている100万ドル(1億円)以上の資金が永久に凍結されている可能性が浮上している。

影響を受けた暗号資産(仮想通貨)銘柄は446,000 USDC(約446,000ドル)、28 WBTC(約435,000ドル)、313 ETH(130,000ドル)だ。

問題発生の経緯

Percent Financeの5日の公式発表によると、公式チームが4日に利子がつくトークン「Cトークン」を新たな利率モデルにアップデートしようとする際、旧型と新型のコードが不一致な状況で実行してしまい、資金がロックされることになった。

また、チームは旧型のコードに一致させるためのコントラクトを新たに作成することはできるが、旧型のコントラクトにロックされた資金は新型コントラクトに移行させることは不可能になっていると説明した。

Percent Financeは現在、USDCとWBTCの資金を復元するために、それぞれの関連企業であるCircle社とBitGo社に連絡を取っている最中だ。しかし、TheBlockがCircleに訪ねたところ、「有効な裁判命令がない限り、資金復元の要求に応じることはできない」との返答を受けたという。一方のBitGoは現時点で回答を行っていない。

なお、凍結されたETHについては、「運悪く、影響されたETHは取り戻せない模様だ。しかし、影響を受けた利用者への弁償方法は講じている」と、公式リリース文を通じて説明した。

今回のようなプロトコル事故はDeFiセクターで相次いでいる。コードの監査を受けていないプラットフォームは流出や凍結に関連する資産運用リスクが高いとされている。

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