韓国の首都ソウルが独自仮想通貨「S-Coin」の発行を検討

韓国のソウル市が独自の仮想通貨を発行か
ソウル市の市長であるPark Won-soon氏は、先日のCoinDesk Koreaとのインタビューにて、独自の仮想通貨である”S-Coin”の発行を検討していることを明らかにしました。
ソウル市の取り組み
2017年11月にソウル市はブロックチェーン基盤の都市改革に関する情報戦略計画(ISP)を作成するため、Samsung SDSを雇用しました。そして、このような取り組みの実現に向け、ソウルの市長は、仮想通貨に対する厳格な規制の変更が必要であると考えています。

韓国首都ソウルが独自通貨発行か

韓国の首都ソウルが独自の仮想通貨である”S-Coin”の発行を検討しており、市が出資する社会福祉プログラムに使用されると市長が言及しました。

市長であるPark Won-soon氏(以下、Park氏)は、先週のCoinDesk Koreaとのインタビューにて、この計画を明らかにし、ブロックチェーン技術の発展及び、関連するスタートアップへの基金の設立も検討していることを語りました。

さらに彼は

ソウルは第4次産業革命を含む、情報通信の分野において、世界でも有数の都市であり、ブロックチェーンなどの新しい技術においても積極的に模索していくべきだと考えています。

と述べました。

第4次産業革命とは

IoT(Internet of Things、モノのインターネット)により巻き起こる産業構造の変化のこと。第3次産業革命は、20世紀後半におけるコンピューターの台頭を指す。

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エストニアも、行政のあらゆる過程においてブロックチェーン技術を取り入れようと試みています。

同様にPark氏も、

ブロックチェーン技術は、ソウル市によって運営される公共交通機関や、若者手当の支給など、ソウル行政のあらゆる過程においても取り入れることができます。

と考えているようです。

さらに、Park氏は、公務員、若年求職者、そして、電力や、水、ガスを削減し、環境に配慮した市民に向けた、市が出資する福利厚生プログラムへの支払いにもS-Coinを使用することができることを示唆しました。

独自通貨には相応の法律が必要

Park氏は、この実現に向けて、仮想通貨を規制する法律を変更しなければならないと主張し、以下のように述べました。

S-Coinを発行するには、規約のような制度的、そして法的な整備を整える必要があります。私は、中央政府の様々な法律や規則の変更に向けて行動したいと思っています。

Park氏はさらに、ブロックチェーンエコシステムを促進することも念頭に置いており、以下のように述べました。

私は、多くのブロックチェーン企業を見てきましたが、様々な規則により、それらの企業は決して良い環境にあるとは言えません。

しかし、実際に技術自体は他の国々と同等に発達しています。

よって、ブロックチェーン企業が躍進でき、スタートアップが新しい技術の発展に貢献できる集団を創造することで、ブロックチェーン技術を発展させ、世界中に拡大させることができるのではないかと考えています

この計画は、あくまでもソウルが4月に完了させようとしている幅広いブロックチェーン総合計画の一部です。

2017年11月にソウル市はブロックチェーン基盤の都市改革に関する情報戦略計画(ISP)を作成するため、Samsung SDSを雇用しました。

そして、韓国では、ソウル市がこのようなブロックチェーンを組み入れる計画を作成した初めての都市となりました。

韓国政府の仮想通貨への厳格な規制政策に対してPark氏は以下のように考えています。

法務省が最後に規制政策を発表した際、非常に多くの反感を買い、政府は深く考えるようになりました。

地方政府の役割は、事例や規範を作成することなのです。

そして、もしソウル政府が一部の規制を緩和することができれば、複数の規範を作成するのが容易になるでしょうと言及しました。

South Korea’s Capital Is Planning to Launch Its Own Cryptocurrency

Apr 2, 2018 by Annaliese Milano

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Andrew Makedonski / Shutterstock.com

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

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