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米ナスダック上場Greenproキャピタル、ビットコインファンド設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「ビットコインは信頼できる価値の保存手段」

新たな米ナスダック上場企業が、暗号資産(仮想通貨)ビットコインファンドの設立とビットコイン投資計画を発表した。

この企業はマレーシア・クアラルンプールに本社を置くGreenpro Capital Corp(以下Greenpro)である。ビットコインファンドを設立し、2021年第1四半期に、債券発行により最大1億ドル(約103億円)を調達してBTCを購入する予定だ。また、自社の現金もBTCに投資するという。

Greenproは価値の保存手段としてのビットコインを信じているとして公式発表で次のように説明している。

銀行、ヘッジファンド、保険会社、機関投資家によるBTCの継続的な大量採用を信じており、世界で最も広く採用されている仮想通貨ビットコインが信頼できる将来の価値保存手段であるという信念を支持する。

また、より良いリターンの機会にもつながるとして以下のように続けた。

バランスシートの戦略的管理と、BTCファンドなど仮想通貨戦略の実施を組み合わせることで、当社に大きな将来価値がもたらされると確信している。BTCやイーサリアム(ETH)などの主要な仮想通貨が、現金を保有しているよりも、より良いリターンの機会を提供し、長期にわたって資本の価値を維持すると考えている。

Greenproはその子会社CryptoSXを通じてビットコインを取得する。CryptoSXはフィリピンに本拠地を置いており、法定通貨と仮想通貨の交換サービスや証券のデジタル化サービスを行う企業だ。

Greenproは香港を拠点として企業にアドバイザリーサービスを行っている。金融​​、テクノロジー、銀行、健康とウェルネスなど多様な分野で事業を行っており、ベンチャーキャピタル事業や会計アウトソーシングサービスも提供。中国、台湾、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、タイにも拠点を持つ。

同社CEOのCK Lee氏は、最近フランスのリベラ大学から金融と仮想通貨の名誉博士号を取得している。

MicroStrategyは1000億円以上をBTCに投資

Greenproの動きは、ビットコイン巨額購入を行っている米MicroStrategyなどに続くものとなる。

ナスダック上場企業MicroStrategyは「企業ポートフォリオとして現金を保有するよりも、ビットコインのほうが高いリターンが見込め、企業資産の価値を保存し得る」(CFO Phong Le氏)としており、BTC購入理由としてGreenproが今回発表したものとほぼ同様の見解を語っていた。

MicroStrategyは12月21日に、今年四回目となる29,646 BTCの追加購入を完了。同社は今年、調達時の価格で1,000億円以上のBTC購入を行っており、購入し保有しているビットコインの総数は、計70,470 BTC(執筆時の時価で約2,009億円相当)に上る計算だ。

関連:MicroStrategy社、660億円相当のビットコインを追加購入完了

カナダでも上場企業のBTC購入事例

最近では、カナダの上場企業の間でもBTCを資産として購入する例が増えている。

拡張現実(AR)の技術やサービス開発を行うカナダのNexTech AR Solutions(以下、NexTech)は29日、企業としてBTCを購入する計画を発表。最初は200万ドル(約2億円)を費やし、2021年にさらに追加購入することも計画しているという。

同社CEOのEvan Gappelberg氏は「株主に帰属する価値を長期的に最大化するため、資金を分けて多様化させることが目的だ」とコメントした。

関連:カナダ上場企業NexTechがビットコイン保有へ、資産分散化目的で

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