はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米マイアミ市、ビットコインの活用を構想 BTC保有・給与支給など=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインを市政に活用する構想

米国フロリダ州マイアミのFrancis Suarez市長が、暗号資産(仮想通貨)を市政に活用する構想について、フォーブスのインタビューで語った。

マイアミ市長はこれまでに、市の財務資金の一部をビットコインで保有すること、ビットコインでの公共料金や税金支払いの導入、仮想通貨事業を行いやすい規制枠組みの構築などを検討中だと説明している。

これに加えて、新たにマイアミ市の従業員がビットコインで給与を受け取る機会を設けることも検討している構想も新たに明かした。

もし、マイアミ市がビットコインを購入することになれば米国の主要都市では初の事例となる。市長は、具体的な投資額には言及していないが、官民パートナーシップでビットコインファンドを構築し、民間パートナーも報酬を受け取ることができるようにしたいという考えているという。

マイアミ市と民間の大規模投資家が共同でビットコインに出資し、それぞれリターンを得る構想である。

市長によると、マイアミの財務省は現在コモディティを保有しておらず、ほとんど現金およびその等価物で、ビットコインを採用する構想は、ビットコインへの想いや可能性を感じさせるものとして、米国で話題になっている。

なお、規制構築については、先進的な仮想通貨規制で知られるワイオミング州のような法律を、マイアミ市の位置するフロリダ州でも取り入れられるよう努力し、「Avanti(アバンティ)」の創設者ワイオミング州がブロックチェーン関連法を構築する上で助言を行ったCaitlin Long氏にも連絡を取っているとした。「Avanti(アバンティ)」は、ワイオミング州で業務開始予定の法的規制に準拠する仮想通貨銀行だ。

また、フロリダ州の最高財務責任者Jimmy Patronis議員とも話し合うなど、具体的に関係者に働きかけているという。

関連:米国初 法律に基づく仮想通貨銀行「アバンティ」誕生へ 2021年前半に開業を予定

その他の構想としては、仮想通貨業界のカンファレンス「ビットコイン2021」をマイアミで開催することを目指している。また、次のマイアミ市長選の際には、ビットコインで選挙資金を調達することも検討している。

マイアミ市はBTCホワイトペーパへのリンク掲載

マイアミ市は1月26日、公式サイトの記事にビットコインホワイトペーパーへのリンクを掲載。

記事では「ビットコインは、仲介者なしで世界中の個人が価値を保存・送信できるようにする分散型金融ネットワークであり、世界を変革するテクノロジーだと考えられる」と書かれている。

また、多くの専門家によって「次世代の優れた価値の保存手段」とみなされていると言及。マイアミ市はビットコインと関連技術を最大限に活用する方法を積極的に模索しており、関連企業や起業家を支援し、誘致することに取り組んでいると続けた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/26 水曜日
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
06:15
JPモルガン、高リスクのビットコインETF連動仕組債を提案
JPモルガンがブラックロックのビットコインETFに連動する仕組債を提案した。1年後に16%の固定リターンを保証し、2028年には投資額の1.5倍を上限なく受け取れる設計だが、30%超の下落時は損失を全額負担する高リスク商品となる。
05:50
JPモルガンが仮想通貨業界関係者の口座を相次ぎ閉鎖、シェイプシフトも対象に=報道
JPモルガンがシェイプシフトとストライクの関係者の銀行口座を警告なしに閉鎖した。トランプ大統領の禁止令にもかかわらず、仮想通貨業界へのディバンキングが続いているとの懸念が高まる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧