ゲームをプレイしてビットコインを獲得
2012年に発売され、今なお根強いファンがいる名作シューティングゲーム「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)」にて、ゲームをプレイすることでビットコイン(BTC)を得られる仕組みが非公式ながら登場する模様だ。
ZEBEDEEという仮想通貨企業がサーバーを今週にも立ち上げ、ゲームのプレイヤーはゲーム内で良いスコアを残すと少額のBTCを受け取れる。
ZEBEDEEは、これまでにもビットコインを取り入れたゲームの開発や、ビットコインのライトニングネットワークを利用したゲームのプラットフォーム「MintGox」などをリリースしている。
スコアに応じリアルタイムに残高が変動
公開されたCSGOのプレイ画面では、プレイヤーがグレネードで相手を倒した際に右上に表示されている残高が増加していることが確認できる。
"Sats make you play harder" said @Mandelduck moments before scoring a ridiculous grenade kill on @sputn1ck
— ZEBEDEE (@zebedeeio) February 4, 2021
Our Bitcoin-Infuse @CSGO servers will go live very soon, sign up to be one of the first to play it: https://t.co/5j4jPTrncA pic.twitter.com/iR4mcRLX1v
なお、プレイヤーはゲーム開始時にごく少額のBTC(100 Satoshi)を支払う必要があるが、今後、無料で始められるサーバーも立ち上げられる予定だという。1 Satoshiは0.00000001 BTCに相当する。100Satoshiは、1 BTC=400万円として日本円で4円ほどになる。
仮想通貨メディアDecryptの取材に対し、ZEBEDEEのサイモン・コーウェルCEOは今回のニュースが既にゲーム内のコミュニティで非常に注目されていると明かした。
事前登録は既に我々の最初の10サーバーが満杯になりそうなほどなので、すぐにキャパシティを拡大することを計画している。
また、賞金のトランザクションはライトニングネットワークで処理される。送金手数料を抑えられるといったメリットがあり、少額の送金が多くなるゲームに適しているといえる。