Jack Dorsey氏がビットコインのフルノード設置
Twitter社のCEO、Jack Dorsey氏が、仮想通貨ビットコイン(BTC)のフルノードを稼働させたことをSNSに投稿した。
Running #bitcoin pic.twitter.com/W51ga3yrKb
— jack (@jack) February 5, 2021
2月5日のツイートには、コンピューターのスクリーンショットが公開されている。ノードソフトウェアBitcoindが立ち上げられており、ビットコインブロックチェーンチェーンの履歴をダウンロードしているプロセスであることが分かる。
ビットコインの全ブロックチェーン規模は、現在約325GBと巨大なものになっているため、ダウンロードにはある程度時間がかかると予測される。完了すればDorsey氏も、ビットコインネットワークの検証に貢献を始めることができる見込みだ。
尚、Twitterユーザーから、フルノードを低価格で設置できるコンピュータ「raspberry pi」を使ったのかと聞かれ、 Dorsey氏はMacbookのM1チップを使用したと答えている。
ビットコインの仕組みを称賛
Jack Dorsey氏は、ビットコイン支持で知られる著名人の一人だ。
CEOを務めるSquare社は昨年、5,000万ドル(約52億円)分のビットコインを購入した。JPモルガンのアナリストなどはSquare社の動きは「ビットコインの将来への強い支持表明」だとしていた。
関連:金融大手JPモルガン「Squareのビットコイン投資は将来性に対する信頼」
今年1月にトランプ元大統領のツイッターアカウント凍結が波紋を呼んだ際にも、Dorsey氏は一連のツイートの中で、分散型であるビットコインの仕組みを称賛した。
The reason I have so much passion for #Bitcoin is largely because of the model it demonstrates: a foundational internet technology that is not controlled or influenced by any single individual or entity. This is what the internet wants to be, and over time, more of it will be.
— jack (@jack) January 14, 2021
ビットコインに情熱を持っている理由として、それが「特定の人物や団体にコントロールされていない、非中央集権的なインターネット技術」を示すものだからという。そして、将来はインターネットのより多くの部分がそのような形になるだろうと意見した。