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ディーカレット、国内初となるビットコイン採掘マシン販売・運用サービス開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

国内仮想通貨取引所がマイニングの運用サービス

ディーカレットは24日、国内暗号資産交換業者として初めて、ビットコインマイニングマシンの小口販売と運用サービスの提供を始める。

サービスを通じてマイニングマシンを販売することで、個人での参入にハードルがある海外の大規模マイニングファームでのマイニングに参加できる仕組みを整える。

利用ユーザーは、マシンの設置やメンテナンスをする事なく、マイニング報酬(ビットコイン)を定期的に受け取れるほか、仮想通貨で受け取った報酬の管理は、ディーカレットのコールドウォレットで安全に保管される。

販売が行われるマイニングマシンは、ビットコインなどのマイニングに特化したBitmain製の最新機種S19シリーズから「Antminer S19 95TH/s」。販売価格は、907,500円(マイニングマシンの代金、メーカからの輸送・設置費用、通関業務手数料、関税、輸送保障にかかる一切の費用を含む)となる。

契約期間は、契約開始日から2年間。契約の募集を3月15日から開始し、マシンの稼働開始は2021年6月を予定する。

以下は、コインポストで実施したテキストインタビューの内容だ。

なぜ、マイニング事業に参入したのか?

国内の暗号資産交換業の登録事業者が初めて行うマイニング案件となる。

これまで差別化戦略として新規通貨追加などがあったが、違う角度から差別化を図っていくのが後発事業者としては重要と判断した。マイニングへの投資は一般の投資家はなかなか参入が難しいが、投資リターンなどを考慮すると非常に有望な投資商品となり得る。

年末年始以降の暗号資産価格の上昇と相まって、世界的にマイニング投資が活況になっている。そのような状況を見越してあらかじめマシン在庫を抑えることができ、かつ、マイニングオペレーションに長けているファームとも提携できた。

データセンター事業を運営するIIJのグループ会社として、最先端の分散型データセンターであるマイニングを行うことは非常に大きな意味を持つ。

マイニングが活況だったり半導体が全世界的に不足してたりと調達競争は激化しているが、今回を第一弾として、第二弾、第三弾と継続してマイニングを提供していきたい。

損益分岐点と運用・保守コストについて

シミュレーション結果は、「Network Hash rate: 150EH/s, BTC価格: 47,910 USD と仮定すると、年率で約94.0%程度の投資リターンが想定される。運用・保守コストは、電気代はkwhあたり5.5セントで、運用費用としてマイニング報酬の20%になる。

海外の安価な電気代を再生可能エネルギーで実現し、SDGsへの取り組みも踏まえた事業展開になる。

投資のメリットと想定されるリスク

マイニングファーム破綻など、カウンターパーティーリスクの有無について

当社としてもカウンターパーティリスクの管理は非常に重要だと認識しており、今回は非常に安定したパートナーと提携できたと考えている。

仮想通貨の現物投資などと比較して、どのような魅力があるか?

マシン購入費用を資産計上でき、減価償却がとれるため、節税にも繋がる。

また、現物投資で価格が下がった場合にはそのまま損失になるが、マイニングでは価格が下がってハッシュレートも下がると、マイニングできるBTC枚数が増えるため、ダウンサイドプロテクションが効いてくる。 減価償却による節税効果をとりながら、コツコツとBTCの枚数を増やせるのが長期で見た時のマイニング投資の魅力だと考えている。

税金面など、マイニング投資に係るコストは?

マイニング報酬を受け取る際に雑所得計上となるため、雑損失とぶつけられない場合は税金が発生するものと理解している。

ただ、税金面に関してはプロフェッショナルの税理士の先生方に直接確認してほしい

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