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ビットコインの大口購入、過去最高水準

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの大口購入

暗号資産(仮想通貨)バブル期の最高値更新後の現在も、ビットコイン(BTC)の大口購入が増加傾向にあることが分かった。

投資データを提供する「Material Indicators」によると、10万ドル(約1000万円)以上の購入が現在も増加傾向にある。特に10万ドルから100万ドル(約1億円)の注文は、再び過去最高水準に達しようとしており、オンチェーンデータは、大口投資家(クジラ)の買い意欲が今も継続していることを示唆している。

上記ツイートのグラフがMaterial Indicatorsのデータ。2020年3月以降のグラフで、上半分はビットコインの価格を示し、下半分は注文価格別の出来高を視覚化している。概ね10万ドル以下の注文は価格上昇に合わせて減少しているのに対し、10万ドル以上の注文は右肩上がりに増えていることが示された。

特に過去最高の出来高を更新しようとしている「10万ドルから100万ドル」の注文は、3月の価格下落に合わせるようにして増加。Material Indicatorsは「ここに該当する投資家は押し目買いをしている」とコメントしている。

関連:ビットコインの高騰理由を解説、加速する資金流入に「3つの要因」

コインベースからの出金

最近では企業や機関投資家の購入を示唆するデータとして、コインベースからの出金に注目が集まっている。コインベースからの大口出金は長期保有用のカストディウォレットに送金されていることが多いため、企業や機関投資家の購入であるとする見方が強い。

関連データ分析家が指摘「クジラが買い集めるビットコイン価格」

Material Indicatorsのデータを裏付けるように、3月に入ってもコインベースからの大口出金が継続しており、今週には1万1554BTC(680億円相当)の出金が確認された。

Moskovski CapitalのLex Moskovski最高経営責任者(CEO)は「最近ではコインベースの出金の直後に、ビットコインの価格が上昇している」と指摘しいる。大口の購入タイミングを見て、底値の判断材料とするほか、上場企業のビットコイン購入を先に判断する材料として意識されている可能性がある。

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