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バイナンス、トークン化された株式取引サービスを開始へ 第一弾はテスラ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンス、テスラ株トークン提供へ

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは12日、株式のトークン化サービス「Binance Stock Tokens」を開始することを発表した。第一弾として、テスラ株トークンの取引を提供する。

20年10月に世界初となる株式トークン化サービスで先行したデリバティブ取引所FTXの「Fractional Stocks Offerings(フラクショナル・ストック・オファリング)」同様、規制当局の認可を得るため、ドイツのライセンスを受けた投資会社CM-Equity、及びトークン化ソリューションプロバイダーであるDigital AssetsAGとの提携で実現した。

関連:仮想通貨取引所FTX、アップルやテスラなどトークン化された株式を1株未満売買可能に

同様のサービスを提供するFTXやBittrex Globalとの違いとしては、FTXなどは24時間取引を提供する一方、バイナンスは株式市場と同様の取引時間のみ売買が可能となる。バイナンス関係者によれば、同社の株式トークントレードはリアルタイム決済されるため、従来の市場時間に合わせる必要があるという。

1トークン=1株の価値となるが、バイナンスの新サービスでは最小ロット1/100単位で購入が可能となるため、執筆時点で約700ドルのテスラ株も手軽に購入できるようになる。

トークン価格は、米ドルに裏付けられたバイナンスのステーブルコイン「バイナンスUSD(BUSD)」建てで表示、および決済され、株式トークンの取引には手数料が発生しない。

バイナンスのCEOであるCZ氏は、次のようにコメントした。

株式トークンは価値の移転プロセスをシームレスに民主化しつつ、セキュリティ及びコンプライアンスを保ちながらアクセスコストの低下が可能であることを示してくれる。

株式トークンの取引にはKYC(本人確認プロセス)審査を経る必要があり、米国、中国本土、トルコやその他制限された地域ではサービス対象外となる。

バイナンス関係者によれば、まずはテスラ株のトークンから取引を開始するが、需要が高ければ提供する株式トークンの種類を拡大する方針だ。

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