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カルダノ、アフリカで新たなパートナーシップ続く 教育やネットワークインフラを支援

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

アフリカで新たなパートナーシップ

暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)の開発企業IOHKが、アフリカでのパートナーシップ締結を相次いで発表。エチオピアとタンザニアで教育やネットワーク提供に貢献する。

まず、エチオピア政府との提携目的は、カルダノのブロックチェーンを活用して、全国的に生徒と教師のIDシステムと、学習達成度記録システムを構築することだ。カルダノ上に構築されたIDソリューション「Atala PRISM」が活用されるという。

Atala PRISMは、デジタルIDや証明書を発行し、ユーザーがそれらを簡単に所有・管理、共有できるシステム。教育の他にも、行政・福祉・金融・各種チケット発行など様々な分野で活用可能とされている。

これを利用してエチオピアでは、3,500の学校、500万人の学生、75万人の教師について、改ざんできない学習記録が作成される。学習達成度が低い場所や、その原因を特定して、教育リソースを効果的に割り当てることに役立つ見込みだ。

また、すべての学生にブロックチェーンで検証されたデジタル証明書が与えられることで、大学や企業に応募する際に学歴などの詐称を抑制。雇用主には、第三者機関の協力なしで、すべての応募者の記録を真正なものと確認できるようになるメリットがあるという。

エチオピア政府は現在、農業、製造、観光その他のセクターのデジタル化を進めるデジタル変革政策を打ち出している。今回のパートナーシップによる教育へのブロックチェーン活用もその一環だ。政府は最近、国民ID標準を発行しており、Atala PRISMによるブロックチェーンIDは、この標準に基づいてIDを発行する最初のシステムになる。

カルダノのブロックチェーンを使用すると、幼稚園、小学校、中学校などでも、生徒の成績や行動、出席状況、学歴などを正確にトラッキングすることが可能になる。教師がシステムを使用してスケジュールやレポート管理を行うこともできるという。

タンザニアでネットワークアクセスを支援

IOHKは、World Mobile Groupとの提携も発表したところだ。World Mobile Groupはシェアリングエコノミーに基づいて、安価な通信ネットワークを促進している。

このパートナーシップは、まずタンザニアから、再生可能な太陽光発電エネルギーを使用して、持続可能なインターネット接続の実現を目指すものだ。IOHKとWorld Mobile Groupは協力して、カルダノブロックチェーンを土台とした、手頃なネットワークノードを地元の事業主に提供する。

このネットワークの加入者は、Atala PRISMにもアクセス可能で、このIDソリューションをデジタルバンキング、医療、教育などのサービスに活用できるようになる見込み。

IOHKのCharles Hoskinson CEOは次のようにコメントした。

私たちは、ブロックチェーンを社会の利益に貢献するための力と見なしている。Atala PRISMを通じて、以前は身元を証明できないために、医療など重要なサービスへのアクセスが難しかった人々に、アクセスを提供していく。

さらに、市民が資格や財産所有権などの重要な文書のバックアップを保持できるようにする。これにより、帰国した難民も家を取り戻すことが可能だ。最終的には、地理的な場所や文化、出自に関係なく、誰もが平等にアクセスできる国際的なマーケットプレイスを作成したいと考えている。

また、アフリカなどの発展途上国では、新たなインフラを採用する上では妨げとなることもある既存インフラがないために、ブロックチェーンベースのインフラを円滑に採用できる可能性があることにも言及した。

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