WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米ウィスコンシン州:BTCなど仮想通貨による政治献金の是非を検討へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

時代を先取りする仮想通貨献金
仮想通貨を使用した政治献金について、ウィスコンシン州で議論が活性化。モンタナ州やワシントンD.C.ではすでに政府に承認されており、2016年の大統領選では、ビットコイン献金を受け取った大物政治家もいました。

仮想通貨と政治献金

米ウィスコンシン州の倫理委員会は、ビットコインや他の仮想通貨での「政治運動への寄付(政治献金)」を認めるか否かで意見が別れています。

もしこれが承認されれば、ビットコインのマイニング事業に助成金を交付することを決めたモンタナ州や、ワシントンD.C.に続き、アメリカ政府による選挙活動における仮想通貨献金の容認を受けることになります。

4月24日の公聴会では、ウィスコンシン州の倫理委員会が議題を取り上げたものの、即決とはならなかったと「WiscNews」が報じました。

ウィスコンシン州リバタリアン党の議長である「Phil Anderson(アンダーソン)」氏は、容認派を牽引しています。

同氏は、以下のように訴えました。

「仮想通貨による”価値の保存”は、今や多くの人々に認められつつある。」

シカゴ・オプション取引所も、ビットコインのための先物市場を提供している。

「企業や政府は、すでに仮想通貨を扱うかどうかではなく、どのように扱っていくかに論点を置いている。」

仮想通貨寄付者の匿名性を懸念

委員の中には、この提案に対して二の足を踏んでいる人もいます。

例えば匿名の仮想通貨寄付は追跡不可能であり、それによって「政治資金規制法違反」を容易にしてしまうことを懸念しているのです。

「その資金を誰が寄付しているのか、正確かつ迅速にわからない状況であれば、簡単に容認することはできない。」

と、委員の1人「Pat Strachota」氏は述べました。

ウィスコンシン州議員で民主党員であるJimmy Andersonは、以下のようにツイートしました。

「デジタル通貨の寄付を認めることは非常に危険であり、誰が寄付したのかを隠すことができるのは、倫理的にみれば悪夢でしかない。」

これに対しリバタリアンのアンダーソン氏は、ウィスコンシン州は「連邦選挙委員会と同じ指針を定めるべき」だと主張しました。

連邦選挙委員会は、ビットコインは即座にアメリカドルに変換され、贈り物のように現物出資として記録されることを求めています。

カリフォルニア州では、仮想通貨を政治献金として認めることを政治家に推奨はしてはいないが、禁止もしていません。

仮想通貨を政治献金として認めるアメリカ合衆国議員は増えているので、これを認めることに消極的であることは驚くべきことです。

BTCの政治献金を受け入れた米政治家

アメリカ合衆国の上院議員「Rand Paul(以下 ポール)」氏は、2016年の大統領選に出馬した際、ビットコインを政治献金として公に認めました。

結果的には、現大統領の「ドナルド・トランプ」氏に破れることになりましたが。

ポール氏は共和党所属ですが、個人的哲学によりリバタリアンであることを公言しており、彼が仮想通貨を擁護することに驚きはありません。

同じような話で言えば、ミズーリ州共和党の「Austin Petersen(以下 ピーターソン)」氏は上院議員に出馬しており、2018年の1月には少額のビットコイン寄付(合計9,700ドル)を受け取りました。

ピーターソン氏の選挙対策本部長の「Jeff Carson(以下 カーソン)氏」は、仮想通貨を擁護することは、彼のリバタリアンとしての政治哲学に沿っていると発言しました。

カーソン氏は、「ビットコインなどの仮想通貨が大勢の支持を得るほど人気になったので、使いこなすのはそう難しいことではない。」とABC Newsに伝えました。

大半の政治家は、お金をくれる人から献金を集めるだけであり、大抵の人は政治献金として代替通貨を用いることに消極的になる理由を理解できません。

「仮想通貨は、決済の方法が異なるだけ。」とニューヨーク州の政治家の報道官は発表し、このように続けました。

「ビットコインに匿名性があるというのはよくある誤解で本当はない。ブロックチェーンによって追跡が容易だからだ。」

ビットコイン価格の見通し

仮想通貨についての討論は、世界各地で絶え間なく続いており、BTC価格もこの一週間で堅調な回復を見せています。

結果的には、Fundstratの共同創設者であり、米著名アナリストであるTom Lee氏のレポート「米確定申告日を終えて急騰する」によって煽られた形になりました。

さらに、巨万の富を持つトップベンチャーキャピタリストの「Tim Draper」が、2022年に向けてビットコインの価格予想を25万ドル(約2500万円)に設定した後、ビットコインのスランプやその後の回復を正確に予想していたアナリストも、短期的なビットコインの価格予想を11,500ドル〜11,800ドル(約115〜120万円)に設定しています。

Blue Line Futuresの代表のBill Baruchは、次のように述べました。

「国際的な規制強化という向かい風や、税金支払いのための換金期間を終えたことで、売り圧力などの抵抗は半減した。」

「懐疑論者の声が次第に大きくなっているが、それでも専門家の多くは、ビットコインの見通しが中・長期的に明るいと信じている。」

Wisconsin Mulls Allowing Bitcoin Donations for Political Campaigns

APRIL 25, 2018 by Samantha Chang

参考記事はこちらから
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/25 火曜日
19:39
国内約40行、トークン化預金で相互送金実証=日経
GMOあおぞらネット銀行やディーカレットDCPなどが主導し、国内約40行が参加するトークン化預金の相互送金実証が8月中に始まる。全銀システムを介さず銀行間で直接やりとりし、24時間365日の即時決済を目指す。
19:21
Advasa Holdings, Inc.、Nasdaq Global Marketにおける普通株式の取引を本日開始
フィンテック企業ADVASA Holdingsが8月25日、ダイレクトリスティングでNasdaq Global Marketに上場。ティッカーはADBT。SBI証券・楽天証券など国内5社からも取引が可能になる。
17:50
ビットバンク、ETHステーキングサービスの提供を開始
ビットバンクが ETH ステーキングサービスを開始。顧客利回り年率 1.78%、ロック期間なしで毎週報酬を受け取れる。受取設定をONにするだけで開始可能。
17:49
イーサリアム開発者、量子コンピューター対策の新方式を提案
イーサリアムの開発者らが、将来の量子コンピューターによる攻撃に備えた新しい仕組みをGitHubへ提出した。BLS方式の署名を段階的に廃止する一方通行の切替スイッチを備え、量子時代への布石として位置づけられる。
15:52
米ブロックチェーン協会、ステーブルコイン発行体のKYCルールに修正要請
米ブロックチェーン協会が8月21日、ジーニアス法(GENIUS Act)に基づくステーブルコイン発行体のKYC(本人確認)規則案について米5当局へ意見書を提出。一次市場限定の方針は支持しつつ、口座定義の明確化など複数の修正を求めた。
14:31
ジーキャッシュ現物ETF「ZCSH」上場へ、ZECは8年ぶり高値
グレースケールがジーキャッシュ信託を「ザ・ジーキャッシュETF」に改称したことがSEC提出書類で判明した。取引開始は8月25日を予定する一方、ZECは8年ぶりとなる高値圏を記録し、DCG系列企業による拠出協議も判明した。
14:30
米仮想通貨推進団体「Stand With Crypto」、中間選挙で下院現職32議員を新たに支持
コインベース支援の仮想通貨推進団体Stand With Cryptoが11月の米中間選挙に向け、クラリティー法案に賛成票を投じた下院現職議員32人を新たに支持すると発表した。支持対象は計38人に拡大した。
13:50
金融庁予算が過去最大に、暗号資産・AI監視も強化対象に
金融庁が2027年度予算の概算要求で過去最大となる400億円規模を計上する方向で調整に入ったことが報じられた。AIやサイバー対策への投資に加え、暗号資産交換業者への監視体制も強化される見通しだ。
13:00
トランプ一族の銀行設立に米当局が仮承認、利益相反懸念高まる
米通貨監督庁がトランプ一族の関連会社に銀行免許を条件付き承認し、新設審査の約6割が仮想通貨関連の事業計画を含むことが明らかになった。規制環境の緩和は仮想通貨企業の資金調達環境に影響を与える可能性がある。
11:23
ビットワイズ社長、自社ソラナ・ステーキングETFの単日出来高「ソラナETF史上最高」に
ビットワイズの現物ソラナ・ステーキングETF「BSOL」が24日、出来高1.08億ドルでSOL型ETF史上最高を記録した。過去4営業日累計は2.61億ドル。同社XRP現物ETFも8000万ドル超。
11:15
米クリーンコア、ドージコイン清算と増資でAI事業に資金
米クリーンコア・ソリューションズは保有する4.6億ドージコインをほぼ全量売却し、AIインフラ事業に資金を振り向けた。同社は公募増資も実施しており、発行済み株式数は約122%増加した。
10:25
ビットコイン8万ドル目前、現物買いが上昇主導 対イラン制裁と米金利低下が追い風|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは8月25日も上昇基調を維持し、一時8万ドル付近まで上昇した。円建てでも過去24時間で最大約50万円幅の上昇となっており、堅調な値動きが続いている。
10:24
ヘイズ氏、米財務省の国債買戻し拡大でビットコイン強気相場へと分析
著名投資家アーサー・ヘイズ氏は、米財務省が国債買い戻し拡大の原資として最大1兆ドル規模のTGA活用を検討していると指摘。2023年のイエレン氏によるドル流動性供給時と同様、ビットコイン相場が上昇に転じるとの見方を示した。
09:43
コンヴァノ、ビットコイン売却資金81億円で社債償還・自社株買いへ
コンヴァノがビットコイン(BTC)トレジャリー戦略を終了し、売却代金約81億円を確保した。BTC調達目的だった社債25億円を全額繰上償還し、最大45億円の自己株式取得も決定。BTCによる株主優待も廃止する。
09:15
ハイパーリキッド・ポリシーセンター、SEC・CFTCに無期限先物の統一分類求め意見書
ハイパーリキッド関連団体がSECとCFTCに書簡を提出。無期限先物を「先物契約」に分類する際の統一枠組みを求めた。ビットコイン先物承認を巡り訴訟が起こる中での要望となった。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧