はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

『ビットコイン採掘のエネルギー問題に透明性を』テスラ・イーロンCEOらと北米マイナーが取り組み

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

環境問題に取り組む北米マイナー

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)をバランスシートに持つ米テスラやマイクロストラテジー社のCEOが北米のマイニング業者と会議を行い、エネルギー消費の透明性を推進することに合意したことがわかった。

25日、テスラのイーロン・マスク氏やマイクロストラテジーのセイラー氏は、北米のマイナーとの会議を報告。

マスク氏は、「北米のマイナーと会話した。業者たちは、現在のエネルギー消費および今後の再生エネルギーの利用計画について報告書を公開していく。期待できる動きだろう」とコメント。

セイラー氏は「マスク氏が参加してくれて嬉しく思っている。会議に参加したマイナーたちは、エネルギー消費の透明性を推進し、グローバルで持続可能なイニシアチブを加速させるために、『ビットコインマイニング評議会』を立ち上げることに合意していた」と説明した。

会議に参加したのは、Argo Blockchain、Blockcap、Core Scientific、Galaxy Digital、Hive Blockchain、Hut8mining、Marathon、Riot Blockchainといった主要マイニング関連企業だ。これから、エネルギー消費の報告基準を定め、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)という長期的成長の目標となるESGを目指し、市場参加者を教育しマーケットプレイスを成長させていくという。

Galaxy DigitalのノボグラッツCEOは会議について、「セイラー氏が今回の会議をホストしてくれて感謝する。そしてマスク氏も参加し耳を傾けてくれたことをありがたく思う」とコメントした。

今回の北米マイナーの共同会議の背景には、テスラが先日マイニングのエネルギー消費を問題視しビットコインによる決済を停止した動きがある。テスラの発表以来、ビットコインおよびその他のPoW系銘柄のエネルギー消費の環境問題をめぐる議論は以前よりも激しさを増している。これらのニュースは、テスラやマイクロストラテジー、スクエアといった米上場企業の保有するビットコインに関わる戦略にも影響するとして、警戒感が出ていた。

なお、マスク氏やセイラー氏はその後の声明で、ビットコインは売却していない点を明確にしている。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/14 水曜日
17:53
実需主導へと変わるWeb3:Hotcoin、SafePal、NERO Chainが描く未来|香港Web3 Festival2025
Web3 Festivalで注目を集めた3社のリーダーたちが、業界の転換期における生存戦略を語る。SafePalのヴェロニカ氏は実用的サービスの重要性を、HotcoinのスティーブンCOOは差別化戦略を、NERO Chainのポール氏はRWAの可能性を強調した。Web3の次のステージを見据えた貴重な洞察が満載。
15:00
「ビットコイン投資は企業の購買力を守る最高の戦略」フィデリティ提唱
フィデリティ・デジタルアセッツのリサーチ責任者が企業向けカンファレンスで講演し、企業にとってのビットコイン投資の重要性を解説した。
13:50
ソラナ共同創設者、「メタブロックチェーン」を提案 複数チェーン間データを統合
仮想通貨ソラナのヤコベンコ共同創設者が、複数のブロックチェーンデータを統合する「メタブロックチェーン」構想を提案した。低コストなデータ可用性(DA)を実現するものだ。
11:45
Janover、約136ドルでソラナを大量購入 10億円以上の含み益に
ナスダック上場のDeFi Development Corpは、2025年5月12日に172,670SOLのSolanaトークンを平均価格136.81ドルで購入したことを発表した。
11:25
米当局、「ビットコインETF承認」のフェイクニュース発信者に懲役2年の求刑求める
米証券取引委員会のXアカウントを乗っ取りビットコインETFについて偽情報を流した被告に、米検察が懲役2年を求刑した。金融犯罪への厳格な姿勢を示す判断である。
10:45
ビットコインとイーサリアム、異なる強気の動き リサーチ会社が価格動向を分析
K33リサーチとQCPキャピタルの分析によると、ビットコインは100,000ドルを超え、健全な上昇を見せている。米中関税合意を背景に、BTCとETHは安定化を図りながらも新たな動きを見せ始めている模様。
10:20
VanEck、RWAトークン化ファンドを開始 イーサリアムなどに対応
資産運用大手ヴァンエックは、同社初のRWAトークン化ファンド「VBILL」をローンチ。イーサリアム、ソラナ、アバランチ、BNBチェーンのブロックチェーンに対応する。
07:55
XRPの価格動向 バイナンス先物データに見る強気の兆しとは、アナリスト分析
アナリストBorisVestの分析によると、XRPはバイナンスで売り圧力が吸収され、強気シグナルが点灯。OI(建玉)の上昇と共に、価格上昇の可能性が高まる模様だ。
07:15
ビットコインの「実現価格」が示す強気相場継続のシグナル、Cryptoquantアナリスト分析
Crypto Daの分析によると、仮想通貨ビットコインの「実現価格」が上昇を続けており、強気市場が続くことを示唆。マイクロストラテジーや機関投資家のBTC購入が価格上昇を牽引。
07:05
タイ政府、デジタル投資トークン「G-Token」発行へ
タイのピチャイ財務相は、デジタル投資トークン「G-Token」の発行計画を発表。発行規模は200億円であることや仮想通貨ではないことなどが明らかになっている。
06:10
米SEC、ソラナ・ライトコイン現物ETFの判断を延期
SECがグレースケールのソラナ・ライトコイン現物ETFの判断を延期。ブラックロックのビットコインETFにおける「現物償還方式」導入の是非も引き続き審査へ。
05:55
ビットコイン準備金法案など2件に拒否権発動 ボラティリティ懸念で、アリゾナ州知事
アリゾナ州のホブズ知事がビットコイン準備金や州機関による仮想通貨決済法案を拒否。唯一署名したのは仮想通貨ATMの詐欺対策強化法。全米でビットコイン投資への慎重姿勢が広がる中、アリゾナも追随。
05:40
ソフトバンク出資の『21キャピタル』、合併に向け約680億円のビットコイン取得
テザーが約4812BTC(680億円相当)を取得。買収合意に基づきキャンター・エクイティ・パートナーズとの合併に活用。Strike創業者が率いる『21キャピタル』はビットコイン特化企業として始動へ。
05:30
ロンドン資産運用会社がイーサリアムを大量購入、過去一週間で700億円相当分取得
ロンドン拠点のAbraxas Capitalが、過去6日間で約21万ETHを取得。AaveからUSDTを借入しBinanceに入金。ペクトラ・アップグレードを契機にETH価格は急上昇。
05/13 火曜日
17:09
ビットバンク、コスモス(ATOM)取扱開始、手数料無料キャンペーン実施
ビットバンクがコスモス(ATOM)の取扱いを開始。6月12日までメイカー・テイカー共に手数料0%のキャンペーン実施中。現物取引、販売所、貸出の3サービスに対応、「貸して増やす」なら年率最大5%の運用も可能だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧