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日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」開発のステイク、11億円を資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステイクが11億円を資金調達

日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」と「Shiden Network」の開発を主導するステイクテクノロジーズ(Stake Technoloiges Pte Ltd)が、総額で約11億円の資金調達を行なったことを発表した。

Fenbushi Capitalがリード投資家となり、Polkadotの共同創業者が立ち上げたファンドや、ソニーの元会長で、現在クオンタムリープで代表取締役会長を務める出井伸之氏らが出資。調達額には調達後の運用益も含まれ、プロダクト開発や国際的な⼈材採⽤、パブリックブロックチェーンのエコシステムの拡⼤に利用する見込みだという。

Plasm Networkはこれまで、パブリックブロックチェーンの課題である相互運用性とスケーラビリティの向上を目指して開発が進められてきた。異なるブロックチェーンの相互運用を目指すPolkadotのネットワークとして接続することで、この2つの課題を解決するとしている。またPlasm Networkは、イーサリアム(ETH)のブロックチェーンと互換性があることも特徴だ。

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ステイクテクノロジーズは、パブリックブロックチェーンの技術において、日本は遅れをとっていると以前から指摘している。今回の発表では、この現状を変えるために、技術で先行する欧米や中国、また日本を代表する投資家から資金調達を行なったと説明した。

Fenbushi CapitalのパートナーであるRemington Ong氏は、ステイクテクノロジーズについて、「スケーラブルなスマートコントラクトプラットフォームを、Polkadotのエコシステムに導入するというビジョンを反復・実行するチームの能力に感銘を受けた」とコメント。

そして「今後はPolkadotへ接続できるようにサポートも行う。接続後もWeb3のエコシステム発展に貢献することを期待している」と述べている。

なお、今回の発表は、今まで公表していなかった投資ラウンドの情報も一部含むという。

大手企業からの注目度

ステイクテクノロジーズは、大手企業からの注目度が高い。

今年2月には、大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのファンド部門などから、約2.5億円の資金調達を実施したことを発表。バイナンスがPolkadotのエコシステムのプロジェクトに投資を行なうのは、Plasm Networkが初だという。

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また先月には、ステイクテクノロジーズが米IT大手マイクロソフトのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたことを発表。

技術開発やビジネスを支援してもらいながらマイクロソフトと協業し、Plasm Networkをより強固なネットワークにできるように取り組むとした。

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