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仮想通貨マイニング等の禁止措置 中国内モンゴル政府が提案内容を発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

内モンゴル:8つの禁止提案

21日に中国国務院の金融委員会が発表したビットコインマイニングおよび取引への取締り強化の方針を受け、多くのマイナーが拠点とする内モンゴル自治区政府は方針に沿った禁止措置の提案を公表した。

内モンゴル自治区内でのマイニング活動を段階的に廃止するために実施する8つの措置を含んだ提案内容となっている。現時点では提案段階で、6月1日までに一般から意見の募集を行う予定だ。

また、違法マイニング以外にも、個人または法人が仮想通貨をマネーロンダリングもしくは資金調達の手段として利用した場合、刑事犯罪に該当し得る点も記載された。

提案によると、上述したようなマイニングや仮想通貨の違法利用が発覚した場合、中国政府が施行する社会信用システムの「不正リスト」に加えられ、今後銀行口座の開設や、航空券の予約などさまざまな「社会活動」から排除(禁止)されることにもなり得るとしている。

具体的な措置内容

8つの要点がまとめられた提案の内容は以下のようになる。

1. 仮想通貨マイニング業者に場所や電力を提供しているデータセンターや発電所、工業団地などはエネルギー保存の法律および電力の法律によって監視される。また、それらの活動を隠蔽、シャットダウンせず、あるいは正式な許可を持たない企業には共産党の関連規制および法律に基づき責任を問われる。

2. 監督する政府官庁は仮想通貨マイニングに関わるデータセンターやクラウドコンピューティング企業に対してこれまで与えていた規制などの優遇措置を取り消すべき。

3. 監督する政府官庁は仮想通貨マイニング活動に関わった通信およびインターネット企業に対して、通信事業のライセンスを取り消すべき。

4. 監督する政府官庁は仮想通貨マイニング活動に関わったネットカフェの事業ライセンスを停止するべき。

5. 許可なしで仮想通貨マイニング業者に電力を個人的に提供したエンティティは刑法に基づき司法機関から処置を受けるべき。

6. 仮想通貨を利用しマネーロンダリングを行った個人およびエンティティは刑法に基づき司法機関から処置を受けるべき。

7. 仮想通貨を利用し資金調達活動を行った個人およびエンティティは不正調達防止および対策の規制に基づき、当局から処置を受けるべき。

8. 仮想通貨マイニング事業に関わった個人および企業は社会信用システムの「不正リスト」に加えられる。また、自身の立場を利用し仮想通貨マイニングの事業者に便宜や保護を提供した公務員は共産党の規律検査委員会から処置を受けるべき。

現時点ではこのように内モンゴルによる措置の提案が明らかになったが、四川や雲南などマイナーが多く活動する他の地域では未だ明確な方針は発表されていない。

また、データセンター等のライセンスを有してマイニングを行う事業者の規模など、内モンゴルのケースも対象範囲が現時点では明らかではなく、マーケットにおける不透明感が強い状況にある。

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