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Polygon(MATIC)のエコシステムが拡大へ、ブロックチェーンVCがファンドで支援へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Polygon関連プロジェクトを支援するファンド

ブロックチェーンVCのAU21は、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のレイヤー2ソリューションPolygon(旧称Matic)関連のプロジェクトを支援するファンド「Polygon Ecosystem Fund」を立ち上げた。

ファンドは総額2,100万ドル(2億円超え)で、Polygon基盤プロジェクトの開発サポート、取引所上場費用、ビジネス戦略などを中心に利用されるという。

Polygonは現在最も利用されているイーサリアムL2ネットワークで、安価なガス代や高速な処理速度でDeFi(分散型金融)やNFTのユーザーに好まれている。

AU21のパートナーAlexi Nedeltchev氏はPolygonについて、「Uniswapや他のDEXを利用するユーザーはPolygonの極めて安いガス代から恩恵を受けられる」、「PolygonはEVM対応なので、アセットの送受信は非常に使い勝手がいい」とコメントした。

AU21はカリフォルニア州にあるブロックチェーン・仮想通貨ベンチャーキャピタル企業で、シリコンバレー企業の元役員やHuobiやPolygon、Galaxy Digitalなどの業界リーダーたちによって設立された。これまでポルカドット(DOT)やThe Graph(GRT)やCasper Labs(CSPR)などのプロジェクトにも出資してきた経験がある。

Polygon Ecosystem Fundから資金を提供するほか、AU21はビジネス開発、マーケティング、および人的資本の取り組みへのサポートも実施。また、Polygonに特化した開発チームや人材派遣会社とも提携しているという。

発表によると、Polygon Ecosystem Fundはすでにいくつかのエコシステムプロジェクトに出資している。例に挙げられたのは、Polystarter.comという、Polygon基盤のトークンセールプラットフォームだ。

PolygonのSandeep Nailwal COOはファンドについて、「PolygonのSDK(ソフトウェア開発キット)を公開した時期に、AU21がファンドを立ち上げたというのは非常に楽しみだ」、「Polygonでのトータルロックバリューも続伸しているため、ファンドを発表するタイミングが絶妙」とコメントした。現在Polygonにおけるトータルロックバリュー(TVL)は8,300億円を超えており、TVLランキングで4位に位置する。(DeFiPulseデータ)

AU21のファンドのほか、米NBAプロバスケットボールチーム「ダラス・マーベリックス」のオーナーで、著名投資家でもあるMark Cuban氏が先日、Polygonに出資を行なったことも報じられた。

Cuban氏はDeFi愛好家で、イーサリアム系のDeFiも自身で運用し、エコシステムに関するコメントを度々SNSで発信する人物として仮想通貨業界に注目されている。

関連Mark Cuban氏、イーサリアムのレイヤー2ソリューション「Polygon」へ出資

Polygon SDK

Polygonは5月26日、『Polygon SDK』を公開した。

PolygonはSDKの公開が「マルチチェーンイーサリアムのエコシステムにとって重要なマイルストーンだ」と評価。現在マルチチェーンへの需要が高まっている中、Polygonはイーサリアム(ETH)こそが世界最大のマルチチェーンであり、150以上のEVM対応ブロックチェーンや複数のL2ソリューションが利用されていると説明した。

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