はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

IOC、オリンピック公式ライセンスのピンバッジをNFT発売へ Animoca Brands子会社と連携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Animoca Brands子会社が提携

国際オリンピック委員会(IOC)と Animoca Brandsの子会社nWayは3日、非代替トークン (NFT) 対応のオリンピックピンバッジとクロスプレイマルチプレイヤービデオゲームを組み合わせた、新たなデジタルエンターテイメントサービスの開始予定を発表した。

Animoca Brandsの子会社であるnWayは、サンフランシスコを拠点とし、モバイル、PC、コンソール向けの対戦型マルチプレイヤーゲームの開発、出版、技術プラットフォームを提供する企業だ。

Non-Fungible TokenのFungibleとは「代替可能」という意味で、NFTは代替不可能トークンとも呼ばれるものだ。改ざんができず、真正性が保証される。

NFTピンバッジ

ピンバッジのイメージ

NFTオリンピックピンは、コレクションおよび交換可能なオリンピックピンのデジタル版で、2021年6月17日からnWayPlay.comで配信・販売され、1964年に開催された「東京オリンピック」の記念デザインなどもラインナップに含まれる。

nWayは、「過去のオリンピックのアートとデザインを讃え、過去125年にわたる近代オリンピックのポスター、エンブレム、ピクトグラム、マスコットなど、世界最大のスポーツイベントのグラフィック・レガシーを反映したオリンピック・ヘリテージコレクションの一部として、セット発売する」としている。

デジタルピンバッジの入手方法は、以下の3通りだ。

  1. nWayPlay.comで「限定パック」を購入する
  2. 二次流通市場の「nWayPlayマーケットプレイス」にて、他のコレクター(NFT保有者)から特定のピンバッジを直接購入する
  3. 2022年冬季オリンピック・北京大会に向けて発売される、オリンピックをテーマにしたリアルタイム対戦型ビデオゲームをnWayPlayでプレイして、無料で獲得する(*nWayPlayは、Play-to-earn機能を備えたマルチプレイヤーゲームのプラットフォーム)

関係者のコメント

IOCテレビマーケティングサービスのマネージングディレクターであるティモ・ルンメ氏は、次のように述べた。

「元々オリンピックピンは、アスリートや審判員、職員を識別するための手段として配布されていました。過去125年間で、アスリートからイベントスタッフ、ジャーナリスト、観客がオリンピック村やそれ以外の場所でも、ピン集めや交換することがオリンピックの伝統になりました。」

「本日の発表は、この伝統が自然な進化を遂げたことを示すものであり、オリンピック・アジェンダ2020+5と、新しいデジタル技術を取り入れたことでオリンピックの価値を広め、ファンとの直接的な関係を深めるというIOCのデジタル戦略に沿ったものです。」

「今では、全く新しい方法でも大会の興奮を味わうことができ、オリンピック伝統のピンをデジタルで所有することができるようになりました。」

nWayのTaehoon Kim CEOは、次のように述べた。

「IOCと協力して、NFTオリンピックピン・コレクションをnWayPlayマーケットプレイスに初めて導入できることを光栄に思います」

「ゲーム開発者としての経験を活かし、高品質な3Dモデルにアニメーションやビジュアルエフェクトを組み込むことで、真にプレミアムなNFTを実現しました。また、オリンピックをテーマにした新しいビデオゲームは、2022年の冬季オリンピック北京大会に向けて、2021年後半に発売予定です。 」

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/29 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、リップルによるSEC相手の控訴取り下げやソラナ財務企業の株価暴落など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン下降チャネル上限届かず、PCE発表控え押し目形成の可能性に注意|bitbankアナリスト寄稿
今週の週次レポート 国内大手取引所bitbankのアナリスト長谷川氏が、今週の暗号資産(仮想通貨)ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。 目次 ビットコイン・オン…
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メキシコ大富豪のBTC価格上昇予測に高い関心
今週はメキシコ大富豪のビットコイン価格上昇予測、米テキサス州のビットコイン準備金設立法案成立、金融庁の仮想通貨規制審議に関するニュースが最も関心を集めた。
06/28 土曜日
14:00
仮想通貨配分を4割まで推奨、米著名金融アドバイザー「従来60-40モデルは時代遅れ」と見解
著名金融アドバイザーのリック・エデルマン氏は最新見解で仮想通貨ポートフォリオ配分を従来の1%から最大40%へ大幅引き上げを推奨。
13:15
米上場Genius Group、ビットコイン買い増し構想 勝訴した際の損害賠償で
NYSE上場のGenius Groupが、訴訟勝利の場合に得られる推定10億ドルの50%をビットコイン購入に充当する計画を発表した。昨年よりビットコイン財務戦略を採用している。
11:26
イーサリアム取引量史上3位、価格低迷でもネットワーク急増
イーサリアムが6月25日に175万件の取引を記録し史上3位を達成。価格は低迷するもネットワーク活動は活発化、従来のアルトシーズン理論に変化の兆しになるか。
10:25
イスラエル当局、仮想通貨報酬によるスパイ容疑で3人逮捕=レポート
イスラエル当局がイラン諜報機関の工作員3人を逮捕。仮想通貨で報酬を受け取り、9000万ドル被害のノビテックス攻撃との時期的関連が注目されている。
09:45
ポリマーケットの評価額10億ドルに達する見込み USDCにも恩恵か=コインベース
分散型予測市場ポリマーケットが2億ドル資金調達しユニコーン企業になる見込みだ。コインベースは、ポリマーケットの台頭はステーブルコインUSDCにも恩恵になると分析している。
08:50
ストラテジー株トークンなど主要銘柄、Gemini EU向株式サービス開始
仮想通貨取引所Geminiが欧州連合でトークン化株式サービスを開始。マイケル・セイラーのストラテジー株を皮切りに、24時間365日取引可能な新金融サービスを提供する。
08:00
ブータン、ビットコイン保有額が13億ドルに到達
ブータンが、仮想通貨ビットコインを13億ドル相当保有していることが注目を集めている。この保有額は同国のGDPの40%に相当する。
07:55
リップル、SEC相手の控訴を取り下げ 5年間の法廷闘争が終結へ
リップル社のガーリングハウスCEOが28日、SEC相手の控訴を取り下げると発表。約5年間続いた法廷闘争が終結し、同社は事業発展に注力する方針を示した。
07:10
米仮想通貨銀行アンカレッジ、USDC等の段階的廃止発表 業界から「利益相反」批判
米仮想通貨カストディ銀行アンカレッジがUSDCとAUSDの段階的廃止を発表、ステーブルコイン安全性評価で業界から自己利益優先との批判を受ける。サークル株価は15%と大幅安。
06:49
韓国カカオペイ株急落、ステーブルコイン規制懸念が背景か=報道
韓国カカオペイ株がステーブルコイン参入期待で急騰後17%下落、投資リスク銘柄指定で売買停止。米サークル株も15%安と波及か。
06:15
ロビンフッド、XRPとソラナのマイクロ先物契約を開始
米デジタル証券大手ロビンフッドがマイクロ先物でXRPとソラナを追加、ビットコイン金曜先物のマイクロ版も提供開始し仮想通貨商品を拡充。
06:00
ビットコイン取引が快適なのは?手数料・板の厚み・ツールの充実度で主要取引所を徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧