バイナンスNFTの新規プログラム
最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは7日、今月のローンチ日を記念する「100 Creators」プログラムの対象アーティストを発表した。世界各地の異なるアート・スタイルを代表する様々なアーティストのNFT(非代替性トークン)が販売されることがわかった。
5月末に発表された著名人の高額NFTを販売するプレミアム・イベントに加え、今回発表された「100 Creators」プログラムでは各国のローカルアーティスト100名のアートをNFTとして提示することで、地域毎の独特なスタイルや視点を拡める狙いがある。アーティストの中には日本のVRアーティストであるせきぐちあいみ氏も名を連ねた。
ローンチ日の6月24日、開始する新規のプログラムでNFT作品が提供されるアーティストは以下の通り。
バイナンスNFTの責任者であるHelen Hai氏は次のようにコメントした。
100 Creatorプログラムは、様々な革新的なローカルなクリエイターを世界のNFTコレクターに紹介することでエンパワーしていく目的で設立された。アーティストと連携し、業界の最前線に彼等をもっていきたい。
バイナンスNFTは4月末に発表された大手仮想通貨取引所バイナンスのNFT取引プラットフォーム。既存のバイナンス・アカウントからログインできるため、アクセスの容易さが着目されている。
アーティストやクリエーターなど、NFT発行者に制作したNFTが取引される度にロイヤリティー料が発生するシステムが明らかになっている。また、「プレミアムイベント」と「取引マーケット」の二つのパートから構成されることが発表されており、参加アーティストなどが続々と発表されていく予定だ。