Compound Labs、USDCの固定金利をフィンテック企業に提供  機関投資家のアクセスを高める

新企業:Compound Treasury

大手DeFiプラットフォームCompound Financeの開発を行う企業Compound Labsが、新法人『Compound Treasury』を立ち上げたことがわかった。機関投資家のDeFi(分散型金融)市場へのアクセスを高める。

Compound Financeとは

Compound Financeは、イーサリアム基盤の貸し・借りプラットフォーム。流動性を提供するユーザーは、COMPトークンというガバナンスをアディショナル報酬として得られる。Compound Financeの現在の運用資金額は、7,400億円に相当する。

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Compound Treasuryは、大手カストディ企業FireblocksとUSDCの発行管理企業Circleと提携し、フィンテック企業やネオバンクなどの金融機関から米ドルをステーブルコインUSDCに変換。Compound Financeへの入金サービスを新たに提供する。

Compound Financeに入金されたUSDCは、貸出しで4%の固定金利(年利)が保証されるという。

現在、Compound FinanceでのUSDC貸出し年利は、1.68%。では、なぜ4%の固定金利が提供できるのか、Compound Labsの創設者Robert Leshner氏はSNSでこのように説明している。

現在の金利は低いが、年間では4%近く達する。歴史上的マーケットデータでは、もう少し上る可能性もある。

仮に低くなれば、その差額はCompound Labsのマーケティング費用から拠出される。

Compound LabsとCompound Treasuryは、Compound Financeとは別の独立した企業であり、財務管理も異なる。(Compound FinanceはCOMP保有者によって管理される)

デポジットされたUSDCはいつでも出金することができ、ロックアップ期間もない。また、従来機関投資家や企業がWeb3のウォレットからアクセスするというハードルをCompound Treasury側が取り除いたというメリットがあるという。

また、このサービスはUSDC以外の価格が変動する銘柄には適用しない。Leshner氏は「このサービスは普通預金口座のようなもので、ステーブルコインのイールドに限られる。Compound Treasuryの顧客は仮想通貨のボラティリティ(価格の変動)にエクスポージャーしないほうがいい」とCoinDeskに話した。

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