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北京地下鉄、全線でデジタル人民元の利用テスト開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

北京地下鉄でDCEP利用へ

中国の北京地下鉄は30日、全線で「デジタル人民元」を利用して改札に入場できる体験乗車テスト機能の実装を発表した。中国の四大商業銀行の一行である中国工商銀行(ICBC)のアプリを介して、デジタル人民元を試用することができる。

中国工商銀行の提供するデジタル人民元アプリを起動しているユーザーは、市内の地下鉄全線でCBDC決済が可能となる。既存の地下鉄アプリ「Yitongxing」でも、デジタル人民元による決済が可能となった。

中国の首都である北京市内を巡る北京地下鉄は24路線あり、428駅全体で日間平均1,000万人の乗客を集める規模だ。

デジタル人民元(DCEP)とは

Digital Currency/Electronic Payment(デジタル通貨/電子決済)の略称で、2014年より中国の中央銀行が開発しているCBDC。e-CNYやe-Yuanなどとも呼ばれる。2020年後半より、中国各地で大規模な実証実験を行なってきた。

▶️仮想通貨用語集

デジタル人民元は中国の中央銀行に相当する中国人民銀行が2014年より開発を重ねてきたCBDC(中銀デジタル通貨)。世界各国の中央銀行がCBDC発行を検討、または開発・実証実験を急ぐ中、中国のCBDC開発における進捗ペースは抜きん出ているとされる。

デジタル人民元の進展

中国の首都である北京では2月と6月に2度、デジタル人民元の実証実験を実施。累計25万人に総額5,000万人民元(約9億円)のデジタル人民元を配布してきた。

また、大手銀行の中国工商銀行(ICBC)は6月に北京市内のATM3,000台で現金をデジタル人民元に換金する機能を搭載している。

北京以外でも上海や蘇州、深セン市、さらに南西部四川省の成都市と中南部の長沙市などで大規模な実証実験を行なってきた経緯がある。

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