Karuraがクラーケンなどに上場
米国の老舗仮想通取引所Kraken(クラーケン)はポルカドットエコシステム関連のプロジェクトKarura(KAR)トークンを上場した。
NEW token listing on Kraken – $KAR @KaruraNetwork 🐦
— Kraken Exchange (@krakenfx) July 20, 2021
Deposits are now open and trading starts Tuesday, July 20, at approximately 15:30 UTC! Read the listing details here: https://t.co/38mZvSOYFw
* Trading is not available to clients in US, CA, AUS & JP. pic.twitter.com/wqG1DZkRoT
取引は、日本時間21日の00:30頃に開始した。取引ペアはKAR/USD、KAR/EURの二種で、米国・カナダ・オーストラリア・日本の居住者は利用対象外となる。
Karura Networkは、クラーケンがサポートする、Kusamaにおけるパラチェーンオークションの対象の1つだ。Kusama上のDeFi(分散型金融)ハブになり、開発者によるユーザー向けの金融アプリの開発プラットフォームを提供することを目指しているという。ネットワークの主な機能は以下のように紹介されている。
- KSM(Kusamaトークン)を担保に、kUSDという米ドルステーブルコインを発行
- UniswapやCurveに似たAMM(自動マーケットメーカー)の役割
- KSMをKaruraにステーキングして、LKSMという流動性トークンを取得し、別の取引や投資で運用
- イーサリアム系のdAppsをKaruraで運用可能へ
Kusamaとは
Kusama(クサマ)はPolkadotの実験の場として利用されるネットワークなどと呼ばれるが、「テストネット」という位置付けではない。Polkadotで実行可能なこともほとんど実行でき、パラチェーン接続のための条件がPolkadotよりも低いことから、初期段階にあるプロジェクトらに利用される傾向が高い。
また、KSMトークンは、バイナンスやクラーケンなどの大手仮想通貨取引所に上場している。
▶️仮想通貨用語集
また、KARはクレーケンのほか、OKExやKuCoinにも上場している。