はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン37000ドル台まで続落、相場全体で様子見基調強まる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン相場と金融マーケット

4日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン価格は、前日比-1.72%の416万円(38,120ドル)と続落した。

BTCは7月30日までの9連騰の反動で8月以降は軟調な値動きが続いており、反発局面で買い戻しの入っていたアルト市場でも売りが先行するなど様子見基調が強まっている。引き続き、下値支持線(サポートライン)、一目均衡表の雲上、50日移動平均線の重なる35,000ドルあたりまでに下げ止まることができるかどうかが目下の焦点となりそうだ。

データアグリゲーターのSantimentは、大手デリバティブ取引所BitMEXの資金調達率(FundingRate)がマイナス圏にあることを指摘。現在の市場環境であれば、ダウンサイド(下振れ)リスクは限定的だとしている。

Santiment

デリバティブ市場において、FundingRateが大幅プラスになるなど過熱状態にあると、5月中旬のようにロスカットの連鎖を伴う急落リスクが高まりやすい。

海外のアナリストInmortal UP ONLY(@inmortalcrypto)氏は強気の見立てを崩していない、「BTCが7,000ドルから10,000ドルまで上昇した2020年初め頃の価格推移(下図:左)に似ている」と指摘、フラクタル(相似性)の値動きを予想した。

@inmortalcrypto

19年1月には、フラクタルによる周期的な値動きが取り沙汰されたことがある。

長期的な展望についてInmortal UP ONLY氏は、過去の歴史(チャート)と照らし合わせた上、ビットコイン半減期後の相場サイクル(4年周期)を繰り返した場合、理論値では2022年前半まで1BTC=15万ドルに達する可能性があり、その後の調整フェーズでは最大-80%(1BTC=3万ドル)まで下落する可能性があるとした。

@inmortalcrypto

大口投資家のOTC取引か

データ分析企業CryptoQuantのKi Young Ju(@ki_young_ju)CEOは、「何者かがビットコインを大量に買い集めている」との見解を示した。

発言の根拠にあるのは、CryptoQuantが提供する指標「Fund Flow Ratio bitcoin」の低下と、「Tokens transferred(転送されたトークン数)」の急増だ。

CryptoQuant

Fund Flow Ratio bitcoinは、仮想通貨取引所に入出金されたBTCの合計額を、ビットコインネットワーク全体で転送されたBTCの合計額で割ったもの。これにより、取引に関与するファンドの数を推し量り、市場におけるボラティリィティ(価格変動性)の理解に役立つとしている。

Ki Young Ju CEOは、「売買の99%は仮想通貨取引所外で行われており、おそらく大口投資家によるOTC(相対)取引だ」との見解を示した。8月2日にビットコインネットワークで転送されたBTC総額は1,310億ドルに及んだが、取引所へのデポジット及び引き出しは、内1%に留まったという。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧