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米Cboe傘下投資企業、初のビットコイン投資信託をローンチ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン戦略投資信託

米大手デリバティブ取引所Cboe傘下の機関投資家向け資産管理会社Cboe Vest Financial LLCが、『Cboe Vest Bitcoin Strategy Managed Volatility Fund』というビットコイン投資信託をローンチしたことがわかった。同社初のビットコイン関連商品だ。

Cboe VestはCboe(シカゴ・オプション取引所)が2016年に買収した投資企業で、資産管理額(今年3月付)は2,600億円を超えていた。Cboeは17年12月に初めてビットコイン先物取引を開始したデリバティブ取引所だが、19年6月にその取引を停止することにした。

関連Cboe、ビットコイン先物取引の再開を示唆

今回、Cboe Vestがローンチしたのは、ミューチュアルファンド(投資信託の一種)で、ビットコインのボラティリティ(価格の変動率)による影響を抑制する仕組みを取る。具体的には、ポートフォリオにあるビットコイン先物契約およびキャッシュの割合をアクティブに管理・運用する。

例えば、ボラティリティが高まった時は、ファンドにあるビットコイン先物の割合が縮小される。

同社のKaran Sood CEOは発表で、「投資家はビットコイン(BTC)へのエクスポージャーを持ちたいが、ボラティリティは一つの課題だ」、「新ファンドはボラティリティを最小限に抑制することを目標にミューチュアルファンドとしての安全性と利便性も備えている」、とコメントした。

アクティ・ファンド

アクティ・ファンドとは、ファンドマネジャーなどの運用会社が独自の見通しや投資判断に基づいて、ベンチマーク以上の収益を目指すファンドだ。その逆がパッシブ・ファンド。(三井住友DSアセットマネジメント 参考)

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