はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アグリゲーターOpenOcean、Avalancheにも対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

高速チェーンAvalanche統合

DeFiとCeFiの両領域をカバーするアグリゲーターのOpenOceanは8月30日、自社のアグリゲーターエコシステムにAvalanche(アバランチ:AVAX)を追加したと発表した。

今回、ブロックチェーン業界で最速のスマートコントラクトプラットフォームを謳うAvalancheを統合(アグリゲーション)したことで、 7月のHuobiエコチェーン(HECO)、8月26日のOKExチェーン統合に続き、9つめのパブリックチェーンに対応したことになる。

関連:仮想通貨トレーダーに最適な取引価格を提供するOpenOcean、Hecoに対応

Avalancheの統合により、OpenOceanのユーザーは、様々なAvalancheベースのDEXの流動性を利用し、Avalancheベースの資産を低スリッページかつ最適な価格で取引することができる。

コミュニティ投票の結果を反映

OpenOceanは21年5月、Twitter上で新たなネットワーク追加に関する投票を実施しており、投票の結果、44,000を超える票のうち12.7%がAvalanche追加を選択していた。48.7%の投票を獲得していたPolygonは既に7月に統合しており、引き続き今回もユーザーの要望を反映した形となった。

関連:アグリゲーターのOpenOcean、ポリゴン(MATIC)を統合

OpenOceanコメント

OpenOcean共同設立者であるCindy Wu氏は、今回のAvalanche統合についてこのように述べている。

Avalancheのアグリゲーションを希望する1万人以上のOpenOceanユーザーの声に、私たちは耳を傾けました。Avalancheプロトコルおよびコミュニティは、DeFiのコアバリューに忠実です。今回のパートナーシップは、DeFiの最も便利かつ安全なエコシステムを統合するという我々のビジョンの一環です。

    

Avalancheとは

2020年9月に正式ローンチしたAvalanche(AVAX)は、アバランチ財団のAVA Labsが開発する次世代の高速ブロックチェーン。コンセンサスアルゴリズムにはPoS(プルーフオブステーク)を採用し、クロスチェーン機能を備えており、イーサリアムとの互換性を持つ。NFTエコシステムにも注力しており、様々なNFTキャラクターやゲームも既に展開中だ。

Avalancheは、秒間4,500超のトランザクションを処理できるとされており、トランザクション確定(ファイナリティ)に要する時間は2秒以下という高速性を売りにしている。

また、他のネットワークと接続する機能を果たす「Avalanche Bridge」もローンチしたばかりで、クロスチェーンでの仮想通貨スワップをサポートしている。今後、OpenOceanはAvalanche Bridgeを介し、ユーザーが低スリッページな最適価格で資産を交換・移転できるクロスチェーンアグリゲーションもリリース予定だ。

関連:高速ブロックチェーンAvalanche、新たなブリッジをローンチ DeFiのユースケース拡大へ

Avalancheは過去に、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)やPolychain Capitalといった著名なベンチャーキャピタルから出資も受けており、注目度の高いブロックチェーンだ。

関連:a16z出資のブロックチェーン「Avalanche」、21日にメインネットローンチへ

主要DEX(分散型取引所)およびCEX(中央集権型取引所)の流動性を一ヶ所に集約させるサービスを提供するOpenOceanは、今後も続々と新たな仮想通貨取引所の統合を予定している。

DEX(分散型取引所)とは

分散型取引所とは、中央管理者がいない取引所を指す。

仮想通貨用語集

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/21 金曜日
13:05
仮想通貨団体ら、税制改正などをトランプ大統領に要望
ソラナ政策研究所など65以上の仮想通貨団体がトランプ大統領に書簡を提出。税制の改善、規制の明確化、イノベーションや開発者保護の取り組みを求めた。
13:00
Secured Finance CEOが語るJPYC固定金利レンディングの挑戦|独占インタビュー
Secured Finance菊池氏が語るJPYC固定金利レンディングの全貌。日本円を世界の金利ベンチマークにする構想、RWA担保展開、x402対応など最新戦略を独占取材。
11:25
米SEC、今年度の仮想通貨含む執行件数が3割減 アトキンス委員長就任後は記録的低水準に=報告
米SECの2025年度執行件数が30%減の56件、金銭的和解額も45%減の8億ドルと記録的低水準に。トランプ政権下でアトキンス委員長が就任し、仮想通貨規制を大幅緩和。前政権の「執行による規制」から明確なルール作りへ方針転換。
11:02
アバランチ財務企業「AVAX One」、最大63億円規模の自社株買いを承認
仮想通貨アバランチの財務企業AVAX Oneは、取締役会が最大で約63億円規模の自社株買いを承認したと発表。また、購入規模を増やしたり、購入期間を延長したりしていく可能性があるとも説明している。
10:30
バイナンスジャパン、PayPayで暗号資産購入が可能に
Binance JapanとPayPayが連携サービスを開始。PayPayマネーから1,000円で暗号資産を購入可能に。入金手数料無料、24時間365日利用可能、PayPayポイントも使える新サービス。
10:20
ビットコイン続落、トレジャリー企業の売り懸念とFOMC利下げ不透明感で市場心理最悪に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは続落基調が止まらず、一時は7か月ぶりとなる8万5000ドル台まで下落。背景には、世界最大のビットコイントレジャリー企業であるストラテジー社が、MSCIやナスダック100といった主要株価指数から除外される可能性がある。
10:05
コインベース、イーサリアム担保ローンを開始 最大約1.57億円まで借入可能
大手仮想通貨取引所コインベースがイーサリアム担保ローンサービスを開始。最大100万ドルのUSDC借入が可能に。Morphoプロトコル活用でBase上で運用。ニューヨーク州を除く米国ユーザーが利用可能。
09:45
著名投資家レイ・ダリオ、総資産の1%をビットコインで保有 量子リスクを懸念
著名投資家レイ・ダリオ氏が総資産の1%を仮想通貨ビットコインで保有していると表明した。量子コンピューターのリスクや金と比較した価値保存手段としての課題を解説している。
08:50
ビットコイン売り圧力は中期保有者が主因、長期大口は保有継続=VanEckレポート
バンエックが19日に公表したレポートで、ビットコインの売り圧力が長期大口投資家ではなく保有期間3〜5年の中期保有者に集中していると分析した。5年以上保有のビットコインは増加傾向を続けている。
08:25
メタプラネット、ビットコイン戦略のための新たな増資を発表
メタプラネットは、B種永久優先株式の発行を開示。調達した資金は主に仮想通貨ビットコインの財務戦略を推進するために使用すると説明した。
08:00
HashPort Wallet、1inchのスワップ技術を統合
HashPort Walletが1inchのスワップ技術を統合。ブリッジ不要でクロスチェーンスワップが可能に。JPYCを含む暗号資産を複数のブロックチェーン間で効率的に取引できる環境が整った。
07:55
21シェアーズ、ドージコイン2倍レバレッジETFをナスダック上場
仮想通貨ETF大手の21シェアーズが20日、ドージコインに2倍のレバレッジをかけた新ETF「TXXD」をナスダックに上場した。ドージコイン財団の公式組織との独占パートナーシップに基づく商品となる。
07:30
ストラテジー社に指数除外リスクか、最大1.3兆円流出の可能性=JPモルガン警告
マイケル・セイラー氏のストラテジー社が主要株価指数から除外される可能性が浮上し、最大88億ドルの資金流出が懸念されている。JPモルガンが警告を発表し、2026年1月15日にMSCIが最終判断を下す予定だ。
06:45
米上場FGネクサス、50億円相当イーサリアムを売却し自社株買いに充当
FGネクサスが1万以上ETHのイーサリアムを売却し自社株買いに充当した。発行済み株式の8%を純資産価値を下回る価格で買い戻し、現在4万5イーサリアムと3700万ドルの現金を保有している。
06:20
ビットコインが8.6万ドル台に急落、古参クジラのBTC大量売却や利下げ見送り懸念などで
仮想通貨ビットコインが6カ月以上ぶりの安値86593ドルまで下落した。予想を上回る米雇用統計で12月の利下げ確率が40%に低下しBTC初期保有者ガンデン氏が13億ドル相当を売却したことが要因に。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧