アフリカなどの地域でカルダノ推進へ
暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)に関連する企業『EMURGO』はアーリースタートアップや成長ステージの企業を支援するために、110億円(1億ドル)規模のエコシステム投資ファンドを立ち上げた。
EMURGOはカルダノプロトコルの創設メンバー。今回のファンドはEMURGO AfricaおよびEMURGO Venturesを通して企業に投資するもので、社会的影響をもたらし得るソリューションをカルダノ上で開発されることを目的とする
具体的には、EMURGO Africaはアフリカ地域で、カルダノ技術の利用を計画する300ほどのスタートアップを対象に、シードファンディングやインキュベーションを行い、アフリカでカルダノのエコシステムを拡大していく。
また、EMURGO Venturesは先進国市場でカルダノ基盤のソリューションやサービスの開発を支援し、DeFi(分散型金融)やNFT分野で事業を進めるスタートアップやミドルウェアソリューション企業に投資するという。
カルダノは9月13日に、大型アップグレード「アロンゾ」が実装され、25日と26日には大型イベント『カルダノ・サミット2021』が開催され、複数の企業戦略的パートナーシップが発表された。(提携に関する詳しい記事はこちら)