はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

NFTゲームAxie Infinity、ステーキングとエアドロップを実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

AXSのステーキングとエアドロップ

ブロックチェーンゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」は30日、独自トークンAXSのステーキングと、初期メンバーへのAXSエアドロップ(無料配布)の実施を開始したことを発表した。

アクシーインフィニティは、NFT(非代替性トークン)のキャラクターを育成したり戦わせたりする『遊んで稼ぐゲーム』である。

関連大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

Axie Infinityとは

ベトナムのゲームスタジオSky Mavisが開発。プレイヤーがゲームで仮想通貨を獲得し、それを現地の法定通貨に変換できる「Play-to-earn」という仕組みが備わっており、フィリピン、インドネシア、ブラジルなどの国々で参加者が増えている。ゲームに参加するには、最初にNFTキャラクターを入手するためにETHを支払う必要がある。

▶️仮想通貨用語集

AXSトークンとは

Axie Infinity Shards(AXS)トークンは、2020年11月に導入されたもので、ゲーム内コンテストの入賞や、トーナメント勝利などにより獲得できる。30日から、ユーザーはAXSをロックアップ(プラットフォームに一定期間預ける)することで、報酬としてAXSトークンを得られるようになった。

アクシーインフィニティは現在、コミュニティの資産(コミュニティトレジャリー)として10億ドル(約1,110億円)以上に相当するトークンを保有している。将来的には、ユーザーがAXSトークンをステーキングすることで、この資産をどのように使用するかについても、投票権を得られる見込みだ。

最初の1か月間で、アクシーインフィニティは合計200万AXSのステーキング報酬を提供する予定。これは、現在のトークン価格で約1億5,000万ドル(約167億円)に相当する。

公式発表によると、AXSトークンの供給量の上限は2億7,000万枚。現在、このうち約5,800万枚が流通しており、残りはステーキング、ゲームプレイの報酬、アクシーインフィニティの報酬システムなどを通じて、次第に放出されていく見込みだ。

初期ユーザーへエアドロップ

ステーキング開始と同時に、初期からのプレイヤーに、AXSのエアドロップ(無料配布)が行われている。2020年10月26日が基準日となり、この時点でゲームに参加していたユーザーたちに、現在約6,000万ドル(約67億円)に相当する合計80万AXSを配布する。

トークン付与の際には、育成したキャラクターや、ゲーム内で所有する土地の数、バトルの勝利数、マーケットプレイスでの活動状況などが考慮されるという。

エアドロップの入金は、アクシーインフィニティのために開発されたイーサリアム(ETH)のサイドチェーン「Ronin」上のウォレットを介して、対象となる1万人のユーザーに行われているところだ。

アクシーインフィニティが人気である理由の一つに、お金を稼げることがある。プレイヤーがゲームで得た仮想通貨を現地の法定通貨に変換できる仕組みが備わっており、特にフィリピン、インドネシア、ブラジルなどの国々で参加者が増えている。

今回も、TwitterなどSNSでは、エアドロップを受け取ったユーザーが「自分の国の平均年収の半分以上に相当する」と喜びの声を挙げる場面も見られた。

無料体験版リリースの計画も

ゲームをプレイするには、最初にキャラクターを3体購入する必要があるため初期費用の問題が参入のハードルになっている。

これについて、アクシーインフィニティの開発スタジオSky Mavisの共同設立者Jeff Zirlin氏は、Decryptのインタビューで、無料体験版をリリースする計画を話した。体験版ではユーザーの収益性もゼロに近いが、実際にお金を投資する前にゲームを試すことができるメリットがあるという。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/18 金曜日
13:20
美容企業コンヴァノ、総額4億円のビットコイン購入を決議
東証グロース上場のコンヴァノが総額4億円のビットコイン購入を決議。インフレヘッジと財務基盤強化を目的に暗号資産保有事業を開始。専門部署「ビットコイン保有戦略室」を新設し、7月末までに購入完了予定。
12:26
スイの注目プロジェクト「Walrus(WAL)」、将来性・購入方法を解説
Walrus(WAL)は分散型ストレージであり、暗号資産(仮想通貨)です。Sui Networkを活用した高度な技術、将来性、買い方、投資リスクまで徹底解説。
11:40
仮想通貨市場の時価総額が初めて4兆ドル突破、上昇余力は?=指標が示す動向
マーケットアナリストは仮想通貨ビットコインの短期保有者利益率13%で過熱感なし、13万7000ドル突破で大量売却の可能性を指摘。ビットコイン優勢に陰り、アルトシーズン指標点灯でアルトコインへの資金回転開始の兆しも。
10:25
サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定20兆円、ビル・ゲイツ氏を上回る
仮想通貨ビットコイン価格上昇により、BTC創設者サトシ・ナカモトの資産が約20兆円に達し、ビル・ゲイツ氏らを上回る世界11位の億万長者となった。
10:00
Ondo Finance、米国債と銀行預金に裏付けられた「USDY」をSeiネットワークに導入
Ondo Financeが短期米国債と銀行預金に裏付けられたトークン化商品「USDY」をSeiネットワークに導入。高速処理と並列実行を特徴とするSei上で、DeFiやDAOでの活用が可能に。
09:50
「トランプ政権は仮想通貨の少額免税措置を支持」報道官
米報道官は、トランプ大統領と現政権は仮想通貨の少額免税措置を支持していると発言。仮想通貨決済を容易で効率的にする狙いがあると説明した。
09:45
仮想通貨ほぼ全面高、米下院3法案可決の歴史的ウィークに|仮想NISHI
*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(
09:20
アダム・バックのビットコイントレジャリー企業BSTR、3万BTC保有で上場へ
ハッシュキャッシュ発明者アダム・バック氏率いるBSTRが15億ドル調達でSPAC合併。3万21BTCの保有で上場企業ビットコイン資産4位の規模となり、機関投資家向けサービス展開へ。
07:55
XRPが史上最高値を更新、米仮想通貨法案の可決などが追い風に
XRPが12%上昇し史上最高値3.5ドルに到達、時価総額2050億ドルで第3位に。米下院の仮想通貨法案可決とリップル社SEC和解申請が追い風となり大幅上昇。
07:20
コインベースのL2「Base」、10倍の高速化を実現
仮想通貨イーサリアムのL2「Base」のプロジェクトは、Baseの処理が10倍速くなったことを発表。ゲームやリアルタイムのトレードなど、速い処理が必要なユースケースでの活用が期待される。
06:55
9兆ドルの年金市場に仮想通貨投資解禁へ、トランプが大統領令準備=報道
トランプ大統領が401k退職金制度への仮想通貨、金、プライベートエクイティ投資を解禁する大統領令を準備。9兆ドル規模の退職金市場開放で投資選択肢が大幅拡大される見込み。
06:30
シャープリンク、ETH追加購入のため最大60億ドルの株式発行へ
シャープリンク・ゲーミングがA.G.P.との契約を改訂し、最大60億ドルの普通株発行へ。調達資金は主に仮想通貨イーサリアムの追加取得と運転資金に活用。
06:00
ピーター・ティール出資のビットマイン、ETH保有額が1500億円超に
米上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが7月17日、仮想通貨イーサリアム保有量30万ETH突破を発表。10億ドル超の評価額でシャープリンクとともに上場企業最大。
05:35
仮想通貨規制に歴史的進展 米下院が3法案を可決
米下院はGENIUS法案、CLARITY法案、反CBDC法案の仮想通貨規制3法案を可決。ステーブルコイン規制と市場透明化で包括的枠組み構築を実現。
07/17 木曜日
17:30
WebX 2025完全ガイド|日本最大Web3カンファレンスのチケット料金・見どころ・参加方法まとめ
国内最大手仮想通貨メディアCoinPostによる「WebX 2025」の特集ページ(公式ガイド)。SBIの北尾会長、平 将明デジタル大臣、小池都知事、ホリエモン、オードリー・タン、アーサー・ヘイズなど豪華な注目スピーカーをはじめ、お得な割引情報を含むチケット料金、会場アクセス、サイドイベント情報を詳しく解説。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧