米CFTC、予測市場プラットフォームPolymarketを調査

CFTCが調査

米CFTC(商品先物取引委員会)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)基盤の予測市場Polymarketを調査していることが判明した。ブルームバーグが報じた。

Polymarketは、23歳のShayne Coplan氏が設立した米ニューヨークに拠点を置く予測市場プラットフォーム。昨年11月の米大統領選挙の結果やスポーツの試合結果など、最新トレンドに基づく先物市場を提供しており、昨秋には400万ドル(4.5億円)の資金調達を完了したばかり。

また、関係筋によれば、最近でも10億ドルの評価額で資金調達を行う計画も進められていたという。

関係者によれば、同予測市場は規制に準じない形でスワップ取引やバイナリーオプションを提供した疑いで米CFTC(商品先物取引委員会)の調査を進めており、登録が必要か判断していることがわかった。このような捜査の可能性を受け、Polymarketの広報関係者は以下のように声明を残した。

Polymarket社は、該当する法律や規制を遵守し、規制当局の調査に役立つ情報を提供していく。

なお、米国法ではCFTCの捜査によること自体は取り締まりとは異なるものの、調査の進展によっては、罰金や該当商品の提供停止などにつながる可能性もある。現段階では、正式な摘発は行われていない。

CFTCの捜査に応じる形で、Polymarket社は昨年までCFTCの取締部門責任者を務めたJames McDonald弁護士を雇用したと関係者は明かしている。

また、Polymarketでは米ドルではなくステーブルコインのUSDコイン(USDC)を活用していることから、米政府がステーブルコイン市場に関する懸念を示していることが影響していることも考えられる。

USDCとは

米ドルとおよそ1:1の割合で価値が連動するように設計されている暗号資産(仮想通貨)ステーブルコイン。

サークル社とコインベースの共同事業体「Centre」が発行しており、取引の基軸通貨として利用されるほか、DeFiの貸付などでも広く活用されている。

▶️仮想通貨用語集

公式HPによれば、PolyMarket社は自社を「情報市場プラットフォーム」と位置付けており、政治や世界情勢などに関する取引活動を基に、「将来に向けてより良い決断に役立つインサイト(見識)」を提供することを目指している。

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