米BlockFi、ビットコイン現物ETFを申請

BTC現物ETFの申請を提出

大手暗号資産(仮想通貨)貸付企業BlockFiは8日、現物型のビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)の申請を米SEC(証券取引委員会)に提出したことがわかった。

申請したETFの名称は「BlockFi NB Bitcoin ETF」。10月に承認されたProShares社などのビットコインETFとは違い、CME(シカゴマーカンタイル取引所)のビットコイン先物ではなく現物のビットコインを運用する。また、価格情報はCoin Metrics社のリアルタイムレートを参考にし、『米国1933年投資会社法』という法律のもとで登録するとしている。

ビットコインETFとは

ビットコインを投資対象に含んだ上場投資信託(Exchange Traded Fund)のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、株式や債券などに投資して運用される金融商品。運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みになっている。投資信託の中でもETFは証券取引所に上場しているため、株式と同様に売買ができる。

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BlockFiは10月上旬にも先物ETFの申請を行ったばかりで、現物ETFの申請も並行してかけたことになる。

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待望されるビットコイン現物ETF

SECのゲンスラー委員長は8月に現物型のビットコインETFを非難した際、「CMEで取引されているビットコイン先物に限定したETFであれば、職員による申請の審査を期待している」と発言。その後9月には、証券法や米国1940年投資会社法の管轄下にあるETFなどについて「SECのスタッフがこのようなETFの審査を行うことを楽しみにしている」と評し、10月には同国初のビットコインETFを米SECが承認した。

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しかし、CMEのビットコインETFを運用するいわゆる「ビットコイン先物ETF」であることから、機関投資家からは高い需要を受ける反面、仮想通貨界隈からは現物ETFに対する期待値が高まっている。

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現在25もの仮想通貨のETFがSECに申請を提出している状況にある。ブルームバーグのアナリストであるJames Seyffart氏は、今週末の11月14日に最終判断を迎える現物型のVanEck社のビットコインETFが次の大きな日程であると注目ポイントを指摘する。

14日は同ETFの最終判断となるため、再び延期となることはないため重要視されるポイントだ。

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