4年以上ぶりの大型アップグレード
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)は日本時間14日(日)14:15ごろ、大型アップグレード「Taproot」が実装成功となったことがわかった。
Taprootはブロック番号#709,632で発動され、大手マイニングプールF2Poolがそのブロックを生成したという。
今回のアップグレードは、2017年8月の「SegWit」導入以来、実に4年以上ぶりのビットコイン・ネットワークにおけるソフトフォークになった。新たな変化に関しては、シュノア署名やMAST(マークル化抽象構文木)の導入でスマートコントラクト機能の強化、プライバシー機能および処理速度の向上などが盛り込まれている。
また、バイナンスなど多くの取引所もTaprootへの対応を発表していた。
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