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6/1(金) NEOテクニカル分析:現在の価格帯は買いなのか売りなのか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

CoinPost所属のテクニカルアナリストがチャートを分析
今回はNEO/JPY価格を短中期と中期的にをあわせてテクニカル分析。マーケットの心理状況を表すRSIやボリンジャーバンド、一目均衡表を用いて現在の価格帯と今後の戦略について紹介しております。

NEO/JPY現状分析(短中期)

出典:tradingveiw

6/1 16時現在のNEOの価格は5900円前後となっており、15分足の短中期チャート上では、21日に7300円から7400円をつけた後下落。

その後、29日に5200円前後を底値に反発し、6/1現在で5900円前後まで回復していおり、27日の戻り高値5900円台前後までもみ合っているような状況です。

短中期で意識されるラインとしては上記図の赤線となる25日の戻り高値6100円台後半となり、このラインを直近で越えていけるかどうかといったところではないでしょうか。

ボリンジャーバンド、RSI分析

ボリンジャーバンドとは

価格帯の大半がこのバンド(帯)の中に収まるという考え方をしたテクニカル分析の1つ。

95.5%の値動きは±2αの線の中に収まるという統計から、+2αを超えた時やその付近にある場合は売り、-2αを下回った時やその付近にある場合は逆に買いのタイミングという逆張りの手法によく使われる。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

RSIとは

投資家の心理状況を表す為に考案されたテクニカル指標。このRSIの数字が高いと「買われ過ぎ」、低いと「売られ過ぎ」となり、相場の強弱を教えてくれるテクニカル指標で、株式の世界では一般的には70%以上だと買われ過ぎ、30%以下になると売られ過ぎと言われている。

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出典:tradingveiw

NEO/JPY価格を4時間足(中期)、ボリンジャーバンド、RSIで分析いたします。

ボリンジャーバンドは中期でみると+2α付近にあり、逆張りをするにはやや遅い状況です。

しかしながら、価格が上昇する場合には+2α付近で価格がどんどんと上昇する事から、ここから上昇するかどうかが肝といったところではないでしょうか。

RSIも60%に近づきやや高くなりつつありますが、買われ過ぎの基準である70%にはまだ遠いような状況です。ここから価格の上昇を信じてINする戦略や、一旦価格の上昇が継続するのか待ってからINする、また価格の上昇を見守り、押し目でINしていくような戦略も考えられます。

一目均衡表を用いた分析

一目均衡表とは
ペンネーム「一目山人」という方が作り上げた、日本発のテクニカル分析手法。転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2、遅行スパンという線が描かれており、先行スパン1と先行スパン2の間に構成される”雲”の上下のどの位置に株価があるのかといった見方で説明される事が多い。雲より下に株価がある場合は抵抗帯となり、雲より上に株価がある場合は支持帯となる。

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出典:tradingveiw

NEO/JPY中期チャート(4時間足)一目均衡表を用いて分析すると、現在の価格帯は雲の真上にあり、ここから雲を突き抜けられるかどうかといったところでしょう。

主に考えられる戦略としては、一目均衡表の雲を抜けたところで買い(ロング)を入れる戦略が挙げられます。

雲を突き抜けられず、跳ね返されてしまう場合もある為、一目均衡表のテクニカルの一つの指標としては様子見姿勢がいいでしょう。

あくまでテクニカル上の一つの考え方であり、ファンダメンタルの要因など様々な要因も影響する事も鑑みて下さい。

免責事項

当記事は、特定の通貨に対する投資や買いや売りのタイミングを推奨するものではなく、市場環境などファンダメンタルズ要因によっても大きく左右されるため、あくまで一つの考え方となります。

また、仮想通貨投資をする際には、価格変動リスク、流動性リスクなど様々なリスクに注意し、自己責任で行って頂くようお願いいたします。当記事を参考にした投資に対して一切の責任を負いかねます。

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