イーサリアムのメインネット強化へ 新たな奨励プログラムを発表

イーサリアムのメインネット強化へ

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の開発をサポートする「イーサリアム財団」は13日、「Client Incentive Program」という奨励プログラムを行うことを発表した。

このプログラムの概要は、イーサリアムのメインネットにおける健全性と分散性を維持・向上することに貢献したクライアントチームに対し、奨励金を与えること。最近はイーサリアムのエコシステムで持続可能な事業を行う方法は増えたが、メインのネットワークに直接的に貢献できるものが少ないため、この奨励プログラムを作ったという。

イーサリアム財団とは

イーサリアムとその関連技術の開発をサポートする非営利団体。イーサリアムの開発や管理を主導する企業・組織ではなく、エコシステムの一部という位置付けである。

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イーサリアムの「クライアント」とは、イーサリアムの仕様を実装し、P2Pネットワークを介して通信できるようにするためのソフトウェアを指す。例えばノードはクライアントを利用することでマイニングなどの活動を行うことが可能になる。「Go-ethereum(geth)」などイーサリアムでは複数のクライアントが利用できるが、どれを使用しても相互運用は可能だ。

「Client Incentive Program」という名称からも分かる通り、今回の奨励プログラムは開発者チームが主な対象。メインネットのパフォーマンスやセキュリティにおいて要件を満たしたソフトウェアを開発し続けたチームに、ETHで奨励金を分配していくという。

イーサリアム財団のエグゼクティブディレクター宮口あや氏は、「我々は、イーサリアムの健全性と分散性には、クライアントの多様性が不可欠だと考えている」とコメント。

そして「これは奨励プログラムという名称だが、ネットワークを支える公共財の構築と維持に特化し続けるチームに対する、コミュニティからの感謝の気持ちを表すものでもある」と述べた。

イーサリアム財団は「多様なクライアントがあれば、ネットワークの基盤レベルでイノベーションを続けることができる。攻撃やバグに直面した時の回復力を強化することも可能だ」と説明している。

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