3銘柄の上場廃止
世界的最大手仮想通貨取引所バイナンスは20日、新たに3銘柄の上場廃止を発表した。
対象となる銘柄は、AppCoins(APPC)、Everex(EVX)、Raiden Network(RDN)の3つのアルトコインで、取引ペアはAPPC/BTC、EVX/BTC、RDN/BTC。日本時間2021年12月27日18時に取引を停止する予定だ。
また、3銘柄の入金については12月28日以降は受け付けず、出金は2022年6月28日まで対応するという。
AppCoinsはアプリストア向けの分散型プロトコルで、APPCトークンが決済として利用される。EverexはP2Pのステーブルコイン送金を促進することを目指すフィンテック企業で、USDCやDAIなどのステーブルコインに対応している。また、Raiden Networkはイーサリアムブロックチェーンのオフチェーンスケーリングソリューションを提供するネットワークで、RDNトークンはマイクロペイメントとして利用される。
各銘柄の上場廃止理由など具体的な説明はされていないが、バイナンスは、ユーザー保護を目的として、上場銘柄のプロジェクトが、期待される高い水準を維持しているかを定期的に調査しているという。プロジェクトの評価基準は複数あり、流動性やプロジェクトの開発進捗、バイナンス側とのコミュニケーションの頻度などの基準を設けている。