JPモルガンとシーメンス提携、ブロックチェーン基盤の新たな決済システム構築へ Financial Times報道

ブロックチェーン基盤の決済システム

米金融大手JPモルガンは、ドイツ拠点の大手テクノロジー企業シーメンス(Siemens)が利用する、ブロックチェーンを基盤にした決済システムを開発していることが分かった。『Financial Times』が報じた。

シーメンスに関連する口座間で行われる送金において、記録や認証等に必要とされる様々な作業を自動化して、効率性を向上させることが目的。最初は米ドルに対応し、今後はユーロも取り扱えるようにする。

JPモルガンには、デジタル資産などの交換を行うための、ブロックチェーンを基盤にしたプラットフォームを開発する「Onyx」という部門がある。今回の決済システムは、Onyxが構築するという。2020年に創設されたOnyxにとって、大手のクライアントはシーメンスが初めてだと、Financial Timesは報じた。

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シーメンスは170年以上の歴史を持つ大手テクノロジー企業。デジタル分野にも力を入れており、製造業の自動化やインフラ構築などの広い領域で顧客や社会に貢献できるように取り組んでいる。公式ウェブサイトによれば、日本を含め、200の国・地域で従業員を雇用しているという。

現在、デジタルを活用した新しい事業モデルは発展を続けており、企業も変革を迫られているもようだ。今回の取り組みが報じられたことで、「ブロックチェーンを活用して効率性を向上させたり、コストを削減したりすることを望む大手企業が増えている」との見方も上がった。

Onyxとは

ブロックチェーンを活用して、価値や情報、デジタル資産をグローバルに移動させる方法を変革しようとしているJPモルガンのチーム。JPMコインを利用してデジタル資産を取引するネットワーク「Onyx Digital Assets」などを開発している。

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