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トルコ、仮想通貨法案をまもなく国会で審議か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トルコ大統領、仮想通貨法案の審議に言及

トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領は24日の記者会見で、暗号資産(仮想通貨)についての法案が、まもなく国会で審議される予定だと述べた。Daily Sabahなどが報道した。

以前より規制案を検討

6月には、トルコの中央銀行が仮想通貨についてのレポートを作成しており、以前から規制の準備は進められていたと考えられる。

トルコでは現在、仮想通貨を商品やサービスの決済手段として使用することは禁止されているが、取引や保有は可能だ。トルコ中銀のカブジェオール総裁は以前「財務省は仮想通貨に関する幅広い規制を策定している」、「中央銀行の立場として仮想通貨を禁止するつもりはない」と述べていた。

中銀のレポートは、価格変動の大きさ、マネロンや脱税、サイバー攻撃、投資家に対する補償がないこと、などを仮想通貨のリスクとして挙げている。

関連規制整備へ動くトルコ、中央銀行が指摘する仮想通貨のリスク面は?

トルコでは4月、現地の大手仮想通貨取引所2つが破綻し、ユーザーは資産にアクセスできなくなった。このことも、規制を整備する動きの背景にあると考えられる。

この際、トルコ政府が、リスクを軽減するために、仮想通貨のカストディを行う信託銀行を設立することや、取引所に資本要件を求めることなどを検討していると報じられていた。

関連混乱続くトルコ、仮想通貨取引所の「健全な運営」目指し法整備か

カストディとは

投資家の代わりに資産を保有・管理することを指す。仮想通貨以外の資産にも広く使われる用語。資産の保管や売買に係る決済、また元利金・配当金の受領や議決権行使など、幅広い業務を代行するサービスを指す。カストディを行う企業を「カストディアン」と呼ぶ。

▶️仮想通貨用語集

トルコリラ暴落で仮想通貨人気高まる

Reutersによると、トルコでは法定通貨リラの価値が9月以降、一時的に40%近くまで下落する中、トルコリラを売却して仮想通貨を購入する取引件数が急増。1日あたり100万件を超えた。

3月にリラが暴落した際にも、一時100万件を超えていたが、7月にかけて50万件を下回った。夏以降、再び増加傾向にあり、最近再び100万件以上に到達した形だ。

ゴールドや米ドルなどの購入が、トルコで制限されていることや、仮想通貨の価格が今年急上昇したことも、人気に拍車をかけているとみられる。

また、2019年以降、対トルコリラ取引では、ビットコイン(BTC)や、米ドルに紐づけられたステーブルコインのテザー(USDT)が一番人気だという。

出典:Tradingview

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