はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米議員候補、選挙資金を寄付した人にNFT配布へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米選挙でNFTを活用

米アリゾナ州の上院議員に立候補している共和党のBlake Masters氏は、選挙資金を寄付してくれた人々へ限定NFT(非代替性トークン)を贈ることを発表した。

NFTにするのは、PayPalの共同創設者Peter Thiel氏と共に出版した『Zero to One』という書籍の表紙の原案。1人につき5,800ドル(約66万円)を支援した人々に対し、最大99名までNFTを贈る。NFT保有者には他にも特典を用意しているという。

Masters氏は暗号資産(仮想通貨)肯定派としても知られる。今年9月には、米政府はビットコイン(BTC)を戦略的に保有するべきだと主張。中国が仮想通貨を禁止したことを受け、米国は反対のことをしようと自論を展開し、選挙資金の寄付をビットコインでも受け付けるとも述べた。

関連米議員候補、「米政府はビットコインを保有すべき」 中国の動向に活路

上記のツイートのコメント欄では、ビットコイン(BTC)かイーサリアム(ETH)で寄付することもできるかとの質問に「可能」と回答。NFTの発行にどのブロックチェーンを使うのかという質問には、「イーサリアムかソラナ(SOL)のブロックチェーンを検討している」と説明したが、質問者に逆に意見を求めるなど、まだ決まっていないようだ。

他には、NFTが欲しいという国外の人に対し、法律の規制により今回のNFTの配布は米国民のみを対象にすると回答している。

NFTの保有者には他にも、著者2名のサイン入りのハードカバーがもらえたり、2022年開催予定のパーティに招待されたり、Discordにアクセスできたりする特典を付与する計画だ。

書籍について

『Zero to One』は2014年に『ニューヨークタイムズ』のベストセラーランキングで1位に選ばれており、世界で約400万部を販売。日本語版の本のタイトルは「君はゼロから何が生み出せるか」である。

2012年にPayPalの共同創設者のThiel氏がスタンフォード・ロー・スクールでスタートアップに関する授業を行なった時、Masters氏は生徒だった。この書籍は、Masters氏が講義でThiel氏から学んだ内容を書き留めたノートをもとにしている。

本を出版する際、最初に考案された表紙のデザインが上記ツイートの画像。今回NFTにするのはこの表紙だが、最終的に出版社から販売された本の表紙は別のデザインだ。

Masters氏は「今回のNFTには、資金を調達する意味もあるが、本の歴史を知って欲しいという目的もある。ゼロから何が生み出せるかという考えは、米国を破壊から救えるかもしれない」と説明している。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。

▶️仮想通貨用語集

関連大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
08:00
GMOトラスト、Japan Smart Chainと提携し日本法準拠ステーブルコイン発行を検討
GMOトラストがJapan Smart Chainと提携 AltXリサーチは18日、日本向けレイヤー1ブロックチェーン「Japan Smart Chain(JSC)」において、…
07:15
資産運用大手6社、日本での仮想通貨投資信託の提供を検討
資産運用大手6社が、日本での仮想通貨投資信託の開発を検討していることがわかった。米国でビットコインの現物ETFが認可されたこともあり、日本でも仮想通貨投資信託の誕生に期待する声は多い。
07:05
クラーケンがシタデルから2億ドル調達し企業価値200億ドルに、IPO前に資金基盤強化か=報道
クラーケンがシタデル・セキュリティーズから2億ドルの戦略的投資を確保し企業価値200億ドルと評価された。9月の6億ドル調達に続きIPO前に資金基盤を強化している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧