AscendEX、TOONを上場
暗号資産(仮想通貨)取引所AscendEXは、Pontoon(TOON)の上場を発表した。通貨ペアは、米ドルペッグのステーブルコイン「テザー」建てのTOON/USDTで取引が開始されている。
Pontoon Financeは、チェーンを跨がる流動性ミラーソリューションとなっている。流動性ミラーリングは、リレイヤーネットワークによってチェーン間で資産をほぼ瞬時に移転させることができる。
チェーンによって分断化した流動性の削減と、DeFiプロトコル間におけるトラストレスな分散型相互運用性が不足している課題に取り組む。
また、プロトコルはDeFiの様々な課題を解決し、マルチチェーンのDeFiエコシステムの成長を加速させることを理念としている。Pontoonは流動性提供者にはインセンティブを提供し、ステーキングユーザーに対しても追加の収益を提供する。
PontoonはPoSリレイヤーネットワークで、リレーノードを運用するバリデータ群によってネットワークの安全が確保されている。また、ノードは検証を行ったトランザクションから収集した手数料に基づき、ステーキング報酬の分配も行う。
TOONは、ERC-20トークンで、ガバナンストークンとしての役割を担う。また、トークンは報酬やインセンティブとしてユーザーに配られる。TOONの総供給量の35%は、コミュニティ報酬に割り振られており、コミュニティ主導のプロトコルを目指すという。