今週のニュース
一週間(2/20~2/26)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、ロシアがウクライナへの軍事行動を開始したことに関連し、暗号資産(仮想通貨)への影響も取り上げた記事が最も読まれた。また、暗号資産業界の象徴的事件の一つ、THE DAO事件のハッカーの正体が判明したとされ、注目が集まった。
ビットコインをはじめとした暗号資産市場は、ウクライナの動向が常に注視される中、急落と急騰がどちらも観測された一週間となった。
このほか、EC大手の楽天は、NFT電子市場「Rakuten NFT」をローンチした。また、大手取引所コインベースが第4四半期の決算を発表し、2,900億円の収益を記録している。
今週のニュースランキング
1位:ロシアがウクライナ東部への特別な軍事行動を発表、戦争懸念でビットコインなど仮想通貨が急落 (2/24)
プーチン露大統領は24日、緊急演説でウクライナ東部における「軍事行動開始」を宣言した。ウクライナへの事実上の侵略との見方が強く、大規模な戦争に発展するリスクも懸念される。(記事はこちら)
2位:3億円相当のビットコイン、1つのアドレスからウクライナ軍支援のNGOに寄付(2/26)
ブロックチェーン分析企業Ellipticは25日、ウクライナ軍を支援する1つのNGO(非政府組織)に、1つのアドレスから300万ドル相当(約3.4億円)のビットコイン(BTC)が寄付されたことを報告した。(記事はこちら)
3位:2016年THE DAO事件のハッカー判明か、仮想通貨記者が特定(2/23)
仮想通貨ジャーナリストLaura Shin氏は22日、2016年にイーサリアムの歴史を変えた「THE DAO事件」を実行した犯人の正体が判明したと発表した。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:軍事的緊張続くウクライナ情勢、ビットコインなど金融市場乱高下(2/21)
ウクライナ情勢を巡る懸念が強まり、18日のニューヨーク株式市場は前日比−232.85 (0.68%)と続落。投資家のリスク回避姿勢が目立った。(記事はこちら)
2位:緊張高まるウクライナ情勢、ビットコイン相場は憂慮すべき事項が多数(2/20)
今週のビットコイン市場は軟調な価格推移を見せ、一時4.4万ドルまで上昇したものの、その後4万ドル付近まで下落している。(記事はこちら)
3位:ウクライナ戦争懸念のパニック売り一巡で金融市場反発、ビットコイン前日比+10%高に (2/25)
NYダウは約800ドルの大幅下落後に急反発。前日比92ドル7セント高となり、終値で6営業日ぶりのプラス圏に転じた。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
米コインベース4Q決算、2,900億円の収益を記録(2/25)
米大手取引所コインベースは24日、2021年4Q(10月~12月)の決算報告を発表した。総取引高は5,470億ドル(63兆円)となっている。(記事はこちら)
楽天、NFT電子市場「Rakuten NFT」をローンチ(2/25)
楽天グループ株式会社は25日、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」の提供を開始したことを発表した。(記事はこちら)
米インテル、ビットコインの採掘機器を正式リリース(2/22)
米国の半導体メーカー大手インテル(Intel)社は21日、ビットコイン(BTC)などのマイニング機器の詳細を正式に発表。(記事はこちら)
米コインベース、銘柄の新規上場を発表(2/24)
取引所コインベースは24日、トークンの新規取扱を発表した。新たに取り扱う対象は、MyNeighborAlice(ALICE)で、取引は24日9時以降開始する予定。(記事はこちら)
三菱UFJフィナンシャル・グループ、ブロックチェーン活用の決済事業を停止へ(2/24)
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は22日、連結子会社「Global Open Network Japan(GO-NET Japan)」が行うブロックチェーン関連の決済事業を停止すると発表した。(記事はこちら)
中国、仮想通貨による資金調達を刑罰対象へ(2/25)
中国の最高人民法院(最高裁)は24日、資金調達に関する法律の解釈の変更を発表。違法な資金調達手段に暗号資産(仮想通貨)を追加した。(記事はこちら)