DraftKings、ポリゴンのバリデータに
スポーツやゲームのサービスを提供するナスダック上場企業DraftKingsは7日、ポリゴン(MATIC)ネットワークの公式バリデータになることを発表した。
ポリゴンネットワークで、バリデータはMATICをステーキングしてノードを稼働させ、ネットワークの安全確保に貢献。その見返りとして、MATICによる報酬を得ることができる。
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DraftKingsの共同創設者Paul Liberman氏は、次のように説明した。
当社は、Web3.0時代における事業の将来性を確実なものにするための、堅牢・持続可能で、信頼性の高い分散型インフラを構築するという戦略を有している。バリデータとして参加することは、この戦略を促進するものだ。
また、バリデータとなる上では、仮想通貨関連企業Zero Hashの提供するサービスを使うという。
Zero Hashは、企業向けデジタル資産インフラの大手プロバイダーである。企業がより容易にPoS(プルーフオブステーク)の仮想通貨をステーキングできるサービスを開発している。
ポリゴンの共同設立者Sandeep Nailwal氏は、「DraftKingsを、私たちのネットワークにおける最初の企業バリデータとして迎えることができて嬉しく思う」と述べた。
ポリゴンは代表的なイーサリアムの(ETH)のレイヤー2ソリューションで、ネットワーク手数料の高騰問題などを解消する開発者向けフレームワークである。
レイヤー2とは
「2層目」のブロックチェーンのこと。全ての取引履歴をメインチェーンに書き込むと負荷が大きくなり、処理速度の低下やネットワーク手数料の高騰につながる。そこで、取引履歴の一部をオフチェーンやサイドチェーンに記載するようにすることでメインチェーンへの負荷軽減や処理速度向上を期待することができる。
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NFTマーケットでポリゴンを使用
DraftKingsは2012年に創設された米拠点の企業で、スポーツ賭博のサービスを提供していることでも知られている。同社はすでにNFT(非代替性トークン)の市場を通じて、ポリゴンのエコシステムに参加してきた。
21年10月には、ポリゴンのブロックチェーンゲーム・NFT部門との提携を発表。デジタル収集品のプラットフォーム「DraftKings Marketplace」で、ポリゴンのネットワークを使用している。
21年12月には、アメフトの米プロリーグ「NFL」をゲーム化したNFTコレクションをローンチすることも発表した。
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