CoinShare今年4つ目のETP
英大手暗号資産(仮想通貨)投資企業CoinSharesは23日、仮想通貨取引所FTXと提携し、ソラナ(SOL)のETP(上場取引型金融商品)をローンチすることを発表した。
「CoinShares FTX Physical Staked Solana ETP」という上場取引型金融商品は現物SOLに裏付けられる商品で、ドイツの株式電子取引所「クセトラ(Xetra)」に上場する予定だ。
ソラナETPの発行についてはCoinSharesの「Galata」という技術プラットフォームとFTXの機関投資家向けサービス「FTX Access」が利用される。
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このETPはステーキングによる利回りも投資家に提供するものだ。年間3%というSOLのステーキング報酬を投資家に分配する仕組みが取られる。
CoinSharesはこれまでステーキング報酬を提供するポルカドット(DOT)、エイダ(ADA)、テゾス(XTZ)のETPもローンチしてきた。
ETPとは
上場投資信託(ETF)、上場投資証券(ETN)、コモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場し特定の指標の値動きに連動する運用成果を目指す金融商品の総称。(野村証券引用)
現在、欧州ではさまざまな銘柄の仮想通貨ETPが取引可能になっている。ビットコインやイーサリアムのほか、カルダノ(ADA)やXRP(リップル)、ソラナ(SOL)、ポルカドット(DOT)のETPもドイツやスイスの証券取引所に上場している。
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