はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨リスク「Lisk Core 1.0.0」テストネット公開|変更点まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Lisk Core 1.0 テストネット公開
仮想通貨リスク(LSK)の開発チームは28日、公式ブログにて「Lisk Core1.0.0」バージョンをテストネット・ネットワークにて公開したことを明らかにした。公式ブログでは、今回のLisk Core1.0.0バージョンでの変更点や、Core1.1.0の詳細が記述されている。
Liskとは
分散型アプリケーションプラットフォーム「dApps」の機能を持つスマートコントラクトの記述言語に、世界的にメジャーなプログラミング言語である「Javascript」を採用、Microsoftとパートナーシップを結んだことでも話題に。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

Lisk Core 1.0 テストネット公開

Lisk開発チームは6月28日、テストネット・ネットワークにおけるLisk Core 1.0.0バージョンへの円滑な移行に成功したことを公式ブログにて発表しました。

テストネット移行が行われた「5,594,490」目のブロックを見逃してしまった場合、提供されているスナップショットから最新のテストネットを構築し、自身のノードを手動でアップグレードすることが推奨されています。

Liskチームは、全員が移行プロセスを行うことができるように、分かりやすくまとめたドキュメントを公開していることに言及、その一読を勧めました。ドキュメント内では、移行ガイドも含まれており、定期的にアップデートされ、更新されていく予定です。

テストネット 1.0.0-rc.1 バージョンでの変更:

問題#2161:update_config.jsのスクリプトを実行している段階で、一部適切に機能しない報告がされています。この問題を避け、ユーザーにより高い柔軟性を提供するために、パスワードパラメータを作成し、config.jsonファイルを適切に移行できるように修正しました。

問題#2157:Docker用のテストネット1.0の設定テンプレート(config.json.tmpl)が、しばらくアップデートされていなかったため、そのアップデートを行い、全ての設定変数が適切であることを確認しました。

問題#2145:Lisk Core1.0.0を公共テストネット・ネットワークに公開する際のブロック数を「5,594,490」ブロック目に定め、その段階で、タイプ6とタイプ7の取引を停止しました。そのため、1.0.0バージョンでは、その取引が行えなくなります。

問題#2134:README.md ファイルをアップデートしました。Lisk Core リポジトリから、ぜひチェックしてみてください。特に、インストール部分および、テストスイートセクションを一新しました。

Lisk Core1.1.0の進捗

Core1.1.0に関しては、Liskチームは既に16個の問題(8個は完全に終了し、その他の8個はプルリクエストを受付中)を解決しました。このバージョンの進捗は、私たちのGitHubで確認することができます。

このCore1.1.0は、改善、リファクタリング、バグの修正に焦点を当てて公開される予定です。今回の注目すべき成果は以下になります。

問題#398:複数のネットワークを1回のインストールで行えるようになりました。

これを可能にするために、ネットワーク毎のファイルをそれぞれのディレクトリに格納しました。

ユーザーは、(testnet/mainnet/etcなど)コマンドラインにおける単一のパラメータのみの操作でネットワークを変えることができます。これによって、ブランチの管理をより簡潔に行えるようになりました。バージョンの命名規則もネットワーク毎に独立した形式に変更されます。

問題#2170:Forge関数がfillPool関数の後に実行されることで、偽造されたブロック内に取引が含まれない(取引が1つも格納されていない)というバグを修正しました。これは、実際にネットワークに重い負荷がかかっている場合に起こり得ました。

問題#2138:過去に、/api/delegates 内における評価項目は、降順で並び替えられていましたが、今後デフォルトで昇順に並び替えられます。

問題#216:コミュニティ内で2度に渡って定義されていた問題が解決しました。この解決によって、1ラウンド(101ブロック)が終了するべき場合に、整合性およびパフォーマンスの向上を実現しています。

次なる段階

Liskチームは、次なる大きなステップとなるメインネットでの「Core1.0.0」公開を控えています。

最後にLiskチームは、今回フィードバックや移行を行なった全ての人々および、支持してもらっているコミュニティ内の人々に感謝を述べていました。

CoinPostの関連記事

Liskオフィス訪問レポート:Core1.0実装日やロードマップ変更日について
時価総額ランキング上位の仮想通貨であるLisk。その開発チームが拠点を置いているドイツ、ベルリンのオフィスを訪問しました。Lisk Core 1.0の進捗状況をLisk財団のCEO、Max Kordek氏に伺いました。
Liskネットワーク不正トランザクション問題の真相とは|修正プログラム公開済み
6月2日、仮想通貨のリスクネットワークで不正なトランザクションが検出されました。開発チームはすでに修正プログラムをリリースしています。Liskの承認者が新バージョンをアップデートすることでブロック生成が再開されます。

Lisk Core 1.0 Testnet Release

June 29, 2018

参考記事はこちらから
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:25
エリック・トランプ氏「仮想通貨事業参入のきっかけは不当な銀行口座閉鎖」
トランプ大統領の次男エリック氏は、大手銀行による突然の口座閉鎖が仮想通貨事業参入のきっかけとなったと明かした。同氏は、ブロックチェーン技術により今後10年で金融や銀行の在り方は大きく変わると予想している。
12:56
メタプラネット、ビットコイン追加購入で累計4,206BTCに
メタプラネットが4月2日に仮想通貨ビットコインを160BTC、約20億円分追加購入し、累計4,206BTCに保有量を伸ばした。2025年末1万BTC・2026年末2万1,000BTCを目指し、独自財務戦略を進める。
12:05
ビットバンク、村上信五さん起用の新CM放映開始へ
国内暗号資産取引所の大手ビットバンク株式会社は4月2日、バラエティ番組の司会などで活躍する村上信五さんを起用した新CM「Everybody bitbank」シリーズの放映を4月3日から開始すると発表した
11:44
米グレースケール、バスケット型仮想通貨ETF申請 XRP・ソラナ・ADA含む5銘柄で
米グレースケールがビットコイン他複数の仮想通貨に投資する「デジタル・ラージキャップ・ファンド」のETF転換をSECに申請した。承認されれば一般投資家にも開放される見込みだ。
11:00
「決済用ステーブルコインは利子提供不可」米ヒル議員が強調 コインベースらの嘆願却下
米下院金融委員長が決済用ステーブルコインの利子提供は認められない計画だと強調。コインベースなど仮想通貨業界からの要望を却下した。法案にも禁止条項が盛り込まれている。
10:30
国内上場のenish、1億円相当のビットコイン購入へ Web3事業強化で
株式会社エニッシュが1億円相当のビットコインを4月1日から4日にかけて取得すると発表。ブロックチェーンゲーム開発を手がけながら、Web3領域での事業展開強化と財務戦略の一環としてビットコインを活用へ。
10:15
バックパック、FTX EUの顧客へのユーロ返還手続きを開始
仮想通貨取引所バックパックは、FTX EUの顧客にユーロを返還するための手続きを開始。FTX自体は現金での返還をすでに開始しており、仮想通貨の買い圧につながるのではないかとの見方も上がっている。
08:20
バリュークリエーション、2度目の1億円分のビットコイン購入を実施
東証グロース上場のバリュークリエーション株式会社が3月31日、1億円で7.8BTCの追加購入を発表。3月17日の初回購入から2週間で2回目の投資を実施した。
08:15
ビットコイン一時50万円上昇、米経済指標とトランプ関税政策が影響|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは前日比で一時50万円の上昇となった。現在、市場の最大の注目材料はトランプ大統領による関税政策であり、ビットコインはリスク資産である米国株価指数との相関性が非常に高くなっている。
07:50
『ビットボンド』提案、トランプ政権のビットコイン準備金戦略、年間10兆円の財政削減効果も
ビットコイン政策研究所が「ビットボンド」提案を発表。米国債の金利負担軽減と仮想通貨ビットコイン保有増加を同時実現する戦略で、2兆ドル規模で導入した場合、年間700億ドルの節約効果と推算。
07:20
ビットコイン購入準備のゲームストップ、2200億円調達済み
米ゲーム小売大手ゲームストップが15億ドルの無利子転換社債発行を完了し、ビットコイン購入計画を進行。マイクロストラテジーの戦略に類似する企業の仮想通貨投資の新たな展開に。
06:55
三井住友FG、アバランチらとステーブルコインを共同開発
三井住友FGは、ステーブルコインの開発を行うことがわかった。仮想通貨アバランチを開発するAva Labsら3社と協業し、26年度を目処にした発行を検討している。
06:35
トランプ家支援のAmerican Bitcoin、二社統合モデルでIPO計画
トランプ家支援のAmerican Data CentersとビットコインマイナーHut 8が設立した合弁会社American Bitcoinが上場計画を発表。エネルギー・インフラとマイニング事業を二社統合モデルで展開していく。
06:12
ブラックロック、英で仮想通貨事業者認可を取得、ビットコインETF提供へ
世界最大の資産運用会社ブラックロックが英国金融行動監視機構から仮想通貨事業者として認可を取得。資産12兆ドルの投資巨人が欧州向けのビットコインETFを英国拠点から運営へ。
05:50
AI関連株と仮想通貨が反発、OpenAI過去最大の6兆円調達受け
OpenAIが史上最大の400億ドル資金調達を実施し企業価値3,000億ドルを達成。週間ユーザー数は5億人に拡大し、年間売上高は127億ドルを見込む。これを受けてCoreWeaveが38%上昇、AI関連仮想通貨も5%以上上昇した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧