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BAYCのメタバース「Otherside」、仮想土地のセールで約500億円の収益を見込む

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BAYCのメタバース

人気NFT(非代替性トークン)コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の新たなメタバース「Otherside」の仮想土地が、暗号資産(仮想通貨)ApeCoinで約80万円(305 APE)の一定価格で販売されることが29日に分かった。

BAYCは、サルの画像のNFTからなる1万点のコレクション。著名ラッパーのスヌープ・ドッグやNBAスターのステフィン・カリー選手なども保有することで知られ、NFTの時価総額は5,300億円に上る。

新たにローンチ予定のBAYCのメタバース「Otherside」は、複数の人気NFTの世界をつなぐオープンワールドゲーム。予告動画から、Cool Cats、World of Women、CrypToadzなどの人気NFTコレクションとの相互運用が期待されている。

公式Twitterによると、「Otherdeeds」と呼ばれるOthersideの仮想土地(55,000区画)のNFTオークションは4月30日午後22時(日本時間)に開始され、一律305 APEで販売される。現在、APEは2600円(20ドル)程なのでOtherdeedの販売単価は78万円(6,100ドル)となり、最大で約500億円(3億7950万ドル)の収益が見込まれる。

関連:BAYC制作のYuga Labs、新プロジェクト「Otherside」の映像を公開

販売方法の変更

当初Otherdeedsは、最初に設定した価格から徐々に価格が下がっていく「ダッチオークション」で販売される予定だったが、ガス代の高騰や買い占めを避けるために変更されたという。

Otherdeedsのセールには、3月中にYuga LabsのKYC(顧客確認)プロセスを完了した認証済みのイーサリアム(ETH)ウォレットのみが参加できる。そのためKYC済みのウォレットアドレスが一部の市場で高値で売買されているが、運営サイドはこれらを購入しないよう呼びかけている。シードフレーズと呼ばれる単語群を控えていればウォレットへのアクセスを復元可能であるため、将来的にウォレット内の資産が抜き取られるリスクが高い。

BAYCを創作したYuga Labsは22年3月、VC大手のa16zや仮想通貨取引所FTX、Animoca Brandsなどが参加したシードラウンドで、40億ドル(4,800億円)の企業評価額で総額4.5億ドル(約550億円)の資金調達を完了した。同社は当時、メタバース事業の仮想土地の販売を通しておよそ約530億円(4.5億ドル)の純利益を見込んでいた。

関連:NFTスタジオYuga Labs、FTXやa16zから550億円超を資金調達

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